SHOWBIZ(1999)
自分がMUSEを知ったのは2006年とか有名になってからワンテンポ遅いのだが、当時は「コープレのパクリだ!」なんて言われていた。
実際にデビューアルバムから掘り下げると、似てるには似てるけど、全然違うっちゃ違う。
今でもライブで披露する曲の中にこのデビューアルバムからの楽曲が入ることも多く、ファンの間では大切な1枚。それでも現在とこの頃とのボーカルの声は違う。
ジャケットには女性が映っているが、MVが作られた曲の全てに女性が登場するということで「女性」がテーマに入っているように感じた。歌詞にも「She」が多く付く。まぁ、デビューアルバムで細かいテーマまで決めてないと思うが・・・。
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List
SHUNBURN
コールドプレイ?を思わせるような前半だが、やがてヴォーヴォ鳴るギターと綺麗に歌い上げる気ゼロの癖のある歌声が聴こえてくる。デビューアルバムの1曲目ですでに”ミューズ”。
▼MVはミステリアスな感じ。ミステリー映画か!って。
鏡を覗く者の背後に登場する謎のバンド。でも、最後の割れた鏡を前にはすでに姿を消している。
MUSCL MUSEUM
前奏からのギコギコした感じ好き。少しコミカルな雰囲気もあるがベース音が不気味。泣きながらも怒りを訴えてるような曲。下積み時代の辛さを伝えた曲でもある。
▼MVでは悲しんで泣いてる人々ばかりで憂鬱。
泣き顔のスパム広告か!ってぐらいに悲しいイメージだけが残る。
FILLIP
このアルバムの中の3曲目にしてようやく明るい曲。いろんな音が鳴っていて始まってすぐに音の分別を諦める。ポップで明るく始まるが、途中でトーンダウンしてレディオヘッドのようなスローな展開。そこから明るい場所に戻る展開大好き。機械のギコギコした音に「うわ~」て思いながらも、曲の中で慣れていく。
FALLING DOWN
アコギから始まるのだが、あまり聴かないタイプのアプローチなので新鮮。しっとりと聴かせるようなボーカルの声たまらん。「ミューズが演奏するとこうなるのか?」とバンドの音を一つ覚えた思い出の曲。きっと他の普通のバンドがコピーすると全然違う。ボーカルの裏声がここまで綺麗だとは、天は何物もマシューに与えすぎだろ。後半の盛り上がる部分まで浸って聞ける。大好き。
CAVE
まるで80年代のハードロックのようなイントロ。ファンキーで洒落た若い曲なのだが、意外性ある感じ。当時はレディへを尖らせたバンドだと言われたこともあるが、この曲のサビが特にそうかと。
SHOWBIZ
アルバムタイトルの曲。ダークに始まり緊張気味にサビまで突っ走る感じが夜逃げみたいだ。ギターソロはミューズの音楽を聴き慣れてくるほどグッとくる。この曲は音質の良いイヤホンやスピーカーで聴くとビックリする、尋常でない振動の伝わり方をするので。
UNINTENDED
静かに始まるバラード。眠たい時に聴いてた即寝してしまいそうなほど幻想的。スケール大きく展開するのかと思えば小ぶりな感じで締まってて無駄がなく言うほど疲れないので聴きやすい。最後まで悪戯を我慢した綺麗なバラード曲。
▼MVは化粧品のCMか?ってぐらい女性が綺麗な感じに映されてる。
メンバー全員の雰囲気が清楚な感じで、それが逆に怖いのだが・・・笑。
UNO
ウイーンと掻き鳴る出始め大好き。合間合間のギターサウンドの変化が面白い。
▼MVはメンバーの若さが全快で貴重!
ベリーショートの女性が怪奇現象に戸惑い逃げまくる。ミューズのMVはオチが謎なことが多いが、この曲は特に!笑
SOBER
爽やかなポップロックテイストだと思えば、ゾンビが背後から襲ってくるような危機感もある。後半の歪み腐ったギターの壊れっぷりが大好きだ。結局全体的には軽快な印象では終わるが。
ESCAPE
バラードらしいバラード。「出だしで珍しい!」と思っているとサビできっちりミューズっぽいことをしてくる。枯れていきそうな歌い方好き。カラオケでこの曲を同じ歌い方で真似したら咳払いが止まらないだろうな。サビの歪み以外にミューズらしいイタズラが少ないのでミクスチャーが嫌いな人でも好きそうな曲
OVERDUE
流れるように2分半で終わる曲。短い時間の中でそれなりの展開を加えてくる感じがさすが。サビはまるで別のバンドみたいだが好き。短い曲なのにアルバムの中で印象強い。
HATE THIS & I’LL LOVE YOU
鳥の鳴き声など自然音に混じった静かな歌いだし。サビは破滅的に叫び、サビから戻ると自然音と共に静まる。この緩急がカッコいい。自然食、ファーストフードの合わなそうなプレートにミューズ特製のソースをかけてまとめたような曲。