ORIGIN OF SYMMETRY(2001) | masayasu.com前作の2年後に発売されたセカンドアルバム。洋楽のバンドにしてはリリースのペースが早い。若くしてこれだけの作品をたくさん作れるなんて、まさに天才軍団。

前作よりも聴きやすいと思いきや、全然MUSEらしいトゲが残る。

MVの予算が格段に上がっているの露骨にわかるのが面白い。ミューズらしい宇宙の世界観をCGなどで再現してくれるので、前作よりも世界観を掴むヒントになる。英語さっぱりの自分でも翻訳サイトとMVで頑張って知ったつもりになれた。。(悲しい。笑)

キャッチなリフ、エレガントな前奏、アップテンポな王道寄りな曲などあるので、このアルバムからミューズに入ればもっと早くにハマれたなと自分の間の悪さを後悔した。

List


NEW BORN

最初「MALICE MIZER?」と思うようなバロック気味な出だし。しかし、そこからの展開はUKロックに乗ってみたり賑やかであった。

「おいおいカメラのアングル合ってのか?」的なMV。空を見つめる子供たち、途中から空から鳴っている何か無邪気に反応。いろんな子供達の表情があって可愛い。最後に降る雨が綺麗でかっこいい!

BLISS

昔この曲聴いたときは「もういいや」とすぐに飛ばした気がする。今聴くと裏で鳴るギターがグランジっぽかったり聴き応えある曲だったんだなと。重ねた音はGACKTで慣れているので、その耳があってこそ好きな曲。

SF映画的な世界観の大きなホールにボーカルが吸い込まれていく。「どこに落ちてくんだ?」と思って見ていると宇宙の果てに到着する。宇宙的な曲のイメージにぴったり。最後、宇宙の果ての光沢なエリアに吸い込まれて終わり。他メンバーが登場しない珍しいビデオ。

SPACE DEMENTIA

ピアノのエレガントな演奏から始まる曲。1曲目と同様にMALICE MIZERかと思った。。笑。。でもギターとベースが入り混じると一気に現代的なプログレッシブロックな展開に変わる。ボーカルの裏声がすごい。曲全体でピアノ推しだが「ロックソングを聴いた」って気持ちで聞き終えられる。この曲も6分超えと長い曲。ノイズの裏でほんのり鳴るピアノがカッコいい。サビ終わりのスゥ〜と軽く鳴る瞬間がツボ。最後の電子爆弾炸裂な締め大好き。

HYPER MUSIC

前曲の流れのまま入る感じカッコいい。前の曲では電子爆弾が炸裂したが、こっちでは作戦を仕掛けた人が宴会を開いてる感じだ。ギター、ベース、ドラマが分かりやすく活躍する曲。リフ大好き。

「これがMuse流のロックスタイルだ!」的なビデオ。メンバーが演奏してるだけのシンプルなMVは珍しい。赤い床とダークカラーの壁と手ブレカメラがエッジが効いててかっこいい。最後はたくさんのオーディエンスが入り混じる。疾走感そのままに突っ切るビデオである。ミューズってどんなバンド?と聞かれたら一番流したいMVである。

PLUG IN BABY

スティーヴィレイヴォーンかって歪みギターで始まる曲。曲のタイトルからしてカッコいいが曲もカッコいい!ジリジリジリって終わり方斬新。頭の中にずっとエラー表示が出そうな曲。遺伝子操作について歌った曲。

このビデオでマシューの持ってるギターがすごい好き!ミューズの世界観を自覚してるようなデザイン。MVには色っぽい女性が登場し、高級ホテルかマンションかの一室で機械的に分解されていく。色恋的な意味と宇宙で生きる時代の人体の変化など、色々と難しい意味合いが重なっているのが、このMVが一番のヒントになっているのかなと。

CITIZEN ERASED

近代SF映画のクラブシーンから聴こえてきそうなイケイケな曲。あの時代にこの曲作ってたとか先行き過ぎてて怖い。のサビの裏声すげ〜。サビ終わりからの静寂からがまるで全然違う曲ようで「どうやってあのサビに戻るんだ?」と思っているところからのギター大好き。最後の爆発の余韻で微音だけ残してる感じのギター最高でその微音がやがて美しさバラードのバッグサウンドになるから参る。

MICRO CUTS

レディへにトゲを生やした感じの再来。悲劇的で暗い曲。ダダァンってベース好き。サビの悲鳴どこから声出してるんだ?笑。。

SCREENAGER

特殊な打楽器が東南アジアっぽい不気味さ。どっかのタイカフェだがインドカフェの雰囲気にマッチしそうな世界観。

DARKSHINES

こちらの曲も前曲同様に東南アジア的なリフが印象的だが、サビでは”ミューズしてる”。ミューズのボーカルの声とギターのリフセンスが光る曲。サビでは歪みで突っ走ると思えばブルーステイストなしっとりした静けさもぶっこんでくる、そしてそこからまた電子爆発。もはや静けさからの爆発が彼らの常習手段かと。

FEELING GOOD

静かに壮大に粘りあげるような曲。内臓を痛めそうなジンジンするテンション。サビ終わりが少しナルシズム。ボヤボヤと囁く部分好き。

赤い花びらが散り、まるで某海外シャンプーのCMのよう・・・笑。。自分の好きな囁きの部分はメガホンを持って歌っている。途中から顔の歪んだたくさんの人たちが登場する、不気味。きっと宇宙の重力との関連がある?

MEGALOMANIA

ドーンと重たく静かな地下室から宇宙人に連れ去られて宇宙の果てまで連れてかれるような曲。一番下から一番上まで寄り道せずに素直に伸びきる感じがこのアルバムの中で珍しい。

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