イギリスでチャート1位を獲得したRoyal Bloodのファーストアルバム。
極端すぎるアフロのような女性・・・何か風刺的なアプローチがありそうだが、基本的には意味不明。
女性の着ている衣服には森林が広がり、頭部も良く見れば草が生えてる。ガレージバンドのジャケットにしてはミステリアス。
Song List
“Out Of The Black” 4:00
“Come On Over” 2:51
“Figure It Out” 3:04
“You Can Be So Cruel” 2:44
“Blood Hands” 3:07
“Little Monster” 3:32
“Loose Change” 2:35
“Careless” 3:21
“Ten Tonne Skeleton” 3:07
“Better Strangers”
OUT OF THE BLACK
MVでは古き良きアメリカアニメが登場する。こういう遊び心良いっすね。そこからすーっと引いて映画が始まるから面白い。MVの世界観だけでお腹いっぱいになりそうだ。(ややグロいが)。
WWEレスラーの入場曲のようなタフなイメージの曲。ライブでは1曲目から演奏されることが多いようだが、ライトアップからのこの曲でメンバーが登場したら、そりゃ盛り上がりますよ。タタタタって、ギターとドラムの息が合わないと演奏にムレが出そう。なんだがタフでセクシー。
COME ON OVER
ラブストーリー?仕込みなMVだが、いろんな意味で子供には見せれない映像が・・・。笑
ベースとドラムとつや系ボーカルで攻撃性を出すって凄い。Aメロからドラムが「暴れたいです」って具合にイライラしたような音を立ててる。
ドドドってエネルギーを溜めたまま曲が終わる感じ好きです。
FIGURE IT OUT
服に血をつけたヤバそうな女性がモールをウロウロしながら、警備員に見つかり逃げ回る。ブルーとレッドで画面が変わり、モールに貼ってあるポスターの柄が変わる演出すげー!女性が徐々に回想に入るところから最後までストーリーが面白い。もっと長い曲なら良かったのにってぐらい。
サビに入る前の警告音のロック版みたいな音すき。あの部分がセキュリティーのアラームに採用されたら素敵だわ。
「イエーアァ!」と言って入るスローなベースソロ良い。そこからアップテンポに上がってく感じ、高まります!
LITTLE MONSTER
MVは完全にモノクロ。子箱でのライブ風景を写してるが、ザ・ガレージロックなノリで好き。しかし、曲の感じとMVのエキストラのノリが違いすぎるような・・・笑。
曲の合間にちょいちょい入るドラムソロ好き。ベンとマイクの良さがストーミングでまとめられたような曲だと。
LOOSE CHANGE
詰まったようなベース音にリードされたガレージ感バリバリの曲。途中からアップテンポに変わる瞬間のベースソロ?の部分大好き。
敗北者をテーマにした曲だが、喧嘩に負けて顔に傷だらけの若者が、危ない方法で復讐の計画を考えてるような絵が浮かぶ。
TEN TONNE SKELETON
なぜ、人の命に関わるような危ない世界観のMVが好きなのか?笑。なんとなくイギリスってよりもアメリカ色が強い。懸命に走ってる女性の運命は?って具合にサスペンス的要素で引き込まれるMV。
アクション映画の挿入歌に使われてそうな、危機迫るような緊張感あるノリ。間奏のコーラスかっこいい!ライブだとザ・UKな盛り上がりがありそうな。