MTVから離れ、流行りのバンドからも離れてしまった頃でも、一応グラミー賞だけはチェックしていた。
ロック部門は、ここ数年はずっとフーファイターズが賞を独占し続け、知っているバンドが前線にいると信じて安心していた。
しかし、いきなりインディーズから名前が上がるバンドがいた、ボーカルは大きな女性で楽器隊はエンジニア風の方たち…曲を聴いてみると全然ロックじゃない、けど好み。
それで約1年前からアラバマシェイクスを聴いていた。
昨年の春には、ついにグラミー賞にてフーファイターズと「ロック演奏賞」を巡って一騎打ち(実質)。結果、アラバマシェイクスが勝利した。
米音楽界最高の栄誉である第58回グラミー賞が発表され、昨年発表したアラバマ・シェイクスのアルバム『サウンド&カラー』が最優 秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム含む全4部門を受賞。
アラバマ・シェイクスは、米アラバマ州アセンズ出身の4人組バンド。ソウル、ブルース、ロックを基調としたサウンド。黒人女性ヴォーカルのブリタニー・ハワードを中心に4 人で結成。12年、 <ラフ・トレード>から発表したデビュー・アルバム『ボーイズ&ガールズ』はアデルやボン・イヴェール、アレックス・ターナーなど多くの有名 人が絶賛。更 に第55回グラミー賞の新人賞にノミネートされた。13年1月の初来日公演は完売となる大成功を収めた。15年4月、セカンド・アルバム『サウンド&カラー』をリリース。同アルバムは全米1位、カナダ1位、全英6位を記録している。引用元:Http://Www.hmv.co.jp/Newsdetail/Article/1602161015/
ロックなのかといえば、ちょっとなーと思いながら曲は曲で好き。腑に落ちない所もありながらも気に入って聴き続けた。(比較するものではないが、ライブ行けるならフーファイターズを選ぶ、そこは譲れない。)
そして、昨年の12月についに日本公演が決定、秒速で申し込む。
洋楽を聴く友人にも勧めたが、すぐに承諾。ジャンル的には聴かないと思うがアラバマのボーカルの歌唱力を聴けばすぐに承諾してくれると自信満々だった。2連チケットを手に、待ちに待った。(購入したのは夏の終わり)
・有給が使えないが余裕
公演日は12月12日の月曜日で仕事があったが余裕で有給が使えるものだと思っていた。しかし、まさかの大忙し・・・、有休が使える空気ではなかったので仕事のあとに行くことにする。
会場は新木場のスタジオコーストだったが、開演時間が20時と遅めに設定されていたので、余裕!しかし、まさかの残業が・・・・、仕方なく仲の良い人にお願いして残業を代わってもらい、定時で終わらせました。なぜ自分が予定を組む日は毎回残業なんだ??笑
一緒に行く友人は当日を半休にし、翌日を休みにしたという。なんとも羨ましい・・・。自分も休むことができたら、友人と一緒に目黒にある平日しかやってないランチの名店に行こうとしてた計画は秘密。(恨まれそうなので)
新木場に着くとコーストの近くのコンビニで酒と肉まんでエネルギーを貯める。外でタバコを吸おうとしたら、スーツの方などが同じようなことをしてる、きっと彼らも今からアラバマシェイクスのライブに参戦するのだろうか?
ちなみにコーストに行くまでの間、「チケット譲ってください」の紙を持った人を何人も見かけた。若い女性もいて異様な光景だった、自分の周りの女性は洋楽好きであってもアラバマシェイクスを知らない人ばかりなので。
・客層とグッズ
コーストに着く途中から気づいてたが、30歳前後のおしゃれな方が多い。そして帽子率たけーなーと思いながらも、友人を探すと、なんと友人も帽子を被っていた!笑(彼もわりとおしゃれだった)。こっちは仕事終わってペタンコな髪で参戦してるっていうのに、まったく・・・。
▼入場してすぐにグッズ売り場へ。テープで売れたバンドらしく、レコードも出ている。
▼事前にアラバマの海外のホームページでオリジナルグッズを見ていたが、どれもおしゃれで欲しかった。
なので、グッズは人気あるだろうなと、警戒してすぐに並ぶ。
▼がしかし、日本ツアーで売られてるシャツの種類少なっ!
▲うーん、自分がサイトを見て欲しいと思っていたのであるのは、蛇のロゴのデザインのみ。あとは日程やらが彫られてたり、全然好みではなかった。
アメリカンサイズで大きいのを知っていたので、細身の友人にはSサイズをおすすめした。(自分はMサイズを購入)夏場に遊んだ時に被ったら変に思われるなーと内心思ったが、んまぁ、いいや。
友人がロッカーのカバンを預けにってる間にヘネケンをもらい、喫煙所で一服。相変わらずオシャレな人が多い。美容室に置いてあるような雑誌に載ってる「いやいやそんな格好しないだろ!笑」というようなモード系の着こなしをする大人な方が大勢いた。
きっと音楽が好きという前に、世界の情報を食うのが好きな意識高い系の人が多いのだろうか?付いていけなさそうなオシャレ加減であった。
・ポジショニング
コーストの入場口は大抵、喫煙所の真横。前列で観たいと思っていた自分らはなるべく前で観れるよう、いつもの入場口の横で待った。しかし、「やけにこっちに人少ないなー」なんて思っていると、入場口が違うというアナウンスを耳にする。マジかよー
うわ〜と思いながら、トイレの真横にある、普段は二階席の入り口になっている通路から入場した。
入場すると1階はすでに人で埋まってる、コーストのこんな景色初めてだ。多くの人が「少しでもアラバマを前列で!」と気合いを入れた結果だろうか、正直ビビった。
自分らは少しでも前に行こうと1階に続く階段を探し、降ろうとするが詰まって入れない…マジかよ…。しかし、階段はちょうど境目になって段差があるので、そこにそのままいれば前の人が邪魔にならない絶好のポジションになると気付く。
▼「おっし、ここにいよう!」と、階段で開演を待った。
待っている間、アメリカから追っかけてきたファンらしき白人さんが、2階席から1階席の家族だが友人にビールを渡そうとする。詰まっているので直接渡せないということで、バケツリレーのような形でビールを1階席まで送ってあげた。(最終的に友人が連れにパスしていた)
日本人は優しいだろ〜?わはは
・ALABAMA SHAIKES 2016.12.12のセットリスト
01. Future People
02. Dunes
03. Hang Loose
04. Rise To The Sun
05. Guess Who
06. Heartbreaker
07. Miss You
08. Shoegaze
09. I Ain’t The Same
10. Always Alright
11. Joe
12. Be Mine
13. Hold On
14. Gimme All Your Love
15. Don’t Wanna Fight
16. Gemini
En1. Sound & Color
En2. You Ain’t Alone
En3. Over My Head
・「Future People」「Dunes」
BGMが流れる中、待ちながらも「本当にここに立ってていいのか?」と罪悪感を持ちながら開演を待つ。撮影OKなのだがカメラを構える人は少なかった。自分が堂々とドヤッとカメラを掲げると、続くように近くの人がスマホのカメラを稼働さす。(先駆者になった気分でちょっと気持ちよかった。笑)
▼そして、ついに照明が落とされメンバーが登場する。
これまで味わった売れっ子バンドのライブのスタートでこれほどシンプルで堂々とした登場は初めてだった。普通の歩いてきて、普通に挨拶し、普通に演奏を始める。何事もないような流れだが、とんでもないオーラを感じた。
挨拶を済ませ、BGMが止み、「準備はいい?」と「Future People」のリフを弾きだす。うわーカッケー!!自然と湧き上がる興奮にライブよりもスポーツを観にきたような感覚。歓声って本来こうあるべきだよね。
高らかに深みのある歌声、一発目にして魅了される。サビでは力強く、メッセージ性を重視したかのような訴えるようなグループ感。(この曲の翻訳知らんが)
自分が愛して止まない「Dunes」。友人をこのライブに誘う時も、この曲のライブ映像をメールに付属したぐらいに大好き。誰かにアラバマの魅力を伝えたい時には、この「Dunes」を流す。
歌い出しでスローなドラムに合わせ、ボーカルの圧倒的な歌唱力に包み込まれ、そのまま弱火でジワジワと蒸し焼きにされてく、餃子になった体感ができる曲である。(伝わるでしょ?笑)
ライブではサビ後でブリちゃん(ボーカル)が激しく頭を振る、リズム隊と息が合わないと危ないが、きっちり合うからすごい!
サビよりも歌い出しや楽器を転がすような展開が魅力だと思ってる。「砂漠」「空」「海」と自然の関連キーワードが多く登場する、「アラバマ」らしいっちゃらしい。
・「Hang Loose」「Rise To The Sun」
キャッチなリフの「Hang Loose」。陽気な曲だけに合間のオーディエンスの表情が豊か。「Sweet Daring」と彼女が歌うと、人の良さそうな男の顔がふわっと思い浮かぶ。メルヘンではない、日常的なラブソングに思えて落ち着く。
以前ユーチューブでこの曲を小さなお店でライブしてる姿を見たが、とても幸せそうな空気であった。(悪く言えば田舎的な曲)。今、海外の大きいステージまでに最短距離でこういう曲を持ってこれるバンドはアラバマだけだろうなと。
「Rise To The Sun」はちょっとディーブな一面のある曲だが、前曲の明るいテンションを引っ張って聴くと、心地よい強弱があることがわかる。やっぱ「ライブのセット学ぶ聴き方」ってどのアーティストにもあるんだろうなと。
ライブだとコーラスの男性の声の重ね方が魅力的に思える。闇がある曲調だけと、ギリギリで暗く落とし切らない、根っこの明るい人の悲劇危機一髪劇場のような曲だと。
・「Guess Who」「Heartbreaker」
「Guess Who」は軽快なリズムでトントン進むが、サビでは泥にハメるような罠がある曲。
すーっと終わるので印象には残りづらい。この手の曲はさすがに英語がわからないとぐっとしたイメージが湧かん。
「Heartbreaker」はこの12月の寒さにマッチしたかのような、アプローチが「聖なる夜」って感じ。
ボーカルの繊細な強弱で縦に揺さぶられ、最後はゆっくりと薄暗いところに落とされて、悲しく去っていくようなイメージ。しんみり
・「Miss You」「Shoegaze」
ミュージカル映画にそのまま登場してもおかしくないような「Miss You」。あまり気にって聞いてこなかった。語り調からサビまでの「わかってるわかってる」が駄々をこねてる反抗期の少女のような。
この曲の前後に友人にチラッと「撮ってんのかい」という顔をされる、えぇ、撮ってます!笑
「Shoegaze」は間奏でのブリちゃんの「ンハァ〜」ってビールを飲んだ後のようなため息が大好きで、生で聴けてよかった。
そこまで好き好んで再生した記憶はないが、ふとしたBGMとしてどっかで使いたい曲。
・「 I Ain’t The Same」「Always Alright」
落ち着いたナンバーが続いた後に「 I Ain’t The Same」。好きな曲。急にパッとした空気になった。ブリちゃんはギターを触らず、手振り身振りでフィーリングを込めて歌う。何かステージが大きく見える。
それにしても、狂いのないリズム隊とボーカルの歌唱力と、本当に生身の人間のライブを観ているのか?と疑問になるほど安定してる。「CD音源と変わらない」とよく書くが、アラバマに関してはそれがもはや当たり前だ。
全然聴いたことない「Always Alright」。おそらく自分が持っているアルバム2枚には収録されてない?
聴いたことがないのに聴いたことがあるように思える。これだけの若いバンドに、自分の中で個性の分別をハッキリつけれたのは何年ぶりだろうか・・・。
・「 Joe」「Be Mine」
ゆっくりとギターが弾ける入りの「 Joe」。ブリちゃんはギターを離しての歌唱。曲の前にブリちゃんがギターを置いた後の歓声すげー。
雰囲気だけで満足できる曲。サビのメインはコーラス陣?バンド全体の悲しいグループ感にぐーっと締め付けられるような空気だった。
超印象的な入りの「Be Mine」。めっちゃ好き。曲がわかった後に歓声が起きていた。終盤にきそうな曲が始まったということで「あ、もうライブの半ばまで来てるのか」と時間の流れの速さにビックリ。ハードでないライブでここまで時間を忘れさせられるとは。
前曲の雰囲気を引きずったまま演奏されたが、ブリちゃんの声はすーっと上に開いていく。歌い上げるほど伸ばさず、やさしく落とす。人気曲だけあって相当唄い込んでるのだろうか?この曲の中にはライブ用にアレンジした音程もあった。バンドもがっつりライブ用仕込み、かっこいい!
・「Hold On」
来ました、アラバマのファーストアルバムの顔とも言える「Hold On」。グラミー新人賞で勢いに乗った傑作だ。個人的にはエアロスミスでいう「Dream On」のような位置付けをしてる。
馴染み深いイントロが流れると、その日最高の歓声。自分もテンションがバリ上がる!
この曲は和訳も凄く良い。22歳になったばかりの心境を詠っているが「22歳まで生きるなんて」という歌い出しから、「ブリタニー天国は逃げたりしないから、もう少しの我慢だよ」「ブリタニー元気出して、諦めちゃダメ、しばらく頑張らないと!」と自分で自分を励ますメッセを交えている。
悪く言えば、アメリカの甘い若者の心を歌った、アイドルのような歌詞だが、22歳になったばかりだった頃に彼女が書いて、それをクールな演奏に乗せて歌ってインディーズから最短でグラミー賞で暴れた経緯を考えると、グッとくる。
「やりたいことがたくさん、やるべきことがたくさん」「あきらめないで」「頑張れ頑張れ」と勇気づけられるエールソングで、今まで売れなかった頃の自分のために歌ってたであろう曲を、今度はファンに向けて訴える側に回った経緯も込みで、今のアラバマの最高のライブ曲だと認識してる。
照明の使い方も「あきらめないで!」「頑張って!」と投げかけるサビに合わせて強烈な光沢を放つ、鳥肌がたった。
・「Gimme All Your Love」
前曲の名曲の後に、著名な「Gimme All Your Love」が始まる。展開豊かな曲だが、置いてかれる心配はなし。
長いブレイクを挟んだ演出もあり、熱烈な感じに。特別なMCも挟まず、静かな曲だけでオーディエンスを煽り放題、まさにモンスターバンドですわ。
・「Don’t Wanna Fight」「Gemini」
ギターのアクセントがカッコよく、歌い出しがモロ洒落たR&Bテイストな「Don’t Wanna Fight」。2016年グラミー賞のベストロックソング賞に輝いた代表曲。
吐き捨てるような歌い方をするが、曲のタイトル通り歌詞も攻撃的。個人的には専業主婦の愚痴のような曲にも聞こえる。。笑
「もう戦いたくない」と生きていくことのしんどさを訴えた曲。確かにロック・・・?笑
ブリちゃんとコーラス隊の、限界まで細く高く伸ばしたところが大好き。
静かにフィードアウトされたまま、青と緑の照明に照らされた「Gemini」。名曲ラッシュの締め感がモロに出ており「これで終わりか」とすぐにわかった。
エフェクターを効かせたギターで引っ張る部分大好き。アラマバに多いジャズ系とは違った奏法に新鮮さを感じる。「このままGACKTでも登場すんじゃね?」みたいな。。笑
男性コーラスの癖の強いソロで余韻を残してメンバーがステージを去る。大歓声。
・「Sound & Color」「You Ain’t Alone」「Over My Head」アンコール
少々長めのアンコールにメンバー再登場、「愛してるよ!」と客に言われて「・・私も」と返した直後に「Sound & Color」のイントロが流れる・・・カッケー!!
セカンドアルバムの顔となってる曲だが、歌詞は少しメンヘラ・・・?
窓の外に新しい世界がひろがる
美しく奇妙な世界
やがて崩れ去るに違いないけど
わかってる
私の中にながれる音と色
話すべき時が来たら、どこへ行けばいいか教えてくれる私の中にながれる音と色
自分を目覚めさせるの
人生は小説のようにはいかない
人間というものを知りたいから
もう一度安心して眠りたい
人生は思っているほどひどいものでもないから
あなたも投げ出したりしたくないのね
もっと感じていたい、太陽が沈んでいくのも
人生を…
愛を…
引用元:Http://Ameblo.jp/Brownie-Music-Music/Entry-12051476565.Html
アンコールからはギターを抱えずに身軽に動き回るブリちゃん、完全にアレサフランクリン的な立ち振る舞い!
聴いてるうちに「この空間が数分後には終わってしまうのか」と、アラバママジックの終わりが近いことに悲しくなる。一緒にいた友人とは、ほぼ何も話していない、彼も感動しているのか?
開演時間が遅かっただけに、遠出してる人は終電の関係で早めに会場を出ようと、アンコールの間に階段にいる僕らの間をすり抜ける、勿体無いな・・・。
何か英語で語りかけてからの「You Ain’t Alone」。最後の力を振り絞るかのような深い発声。この曲の声量が一番やばかった。
自慢の歌唱力を、あざとくも見せびらかすような歌い方。堂々としててかっこいいわー。
最後の静かに落とす場所からのドーンっと広がっていく展開は、心臓をずっと殴られて麻痺してるかのような、THEグラミー。
ただ、その直後のメンバー紹介で、その日大活躍だった男性コーラスの名前を間違える・・・マジかブリちゃん・・・笑。
最後の最後の「Over My Head」が始める前、アメリカから付いて来たようなファンに、何か言われて対応してる。何を言ってたんだ?きになる・・・笑
しっとりとしたエンディングにふさわしい曲。途中、客の手拍子に合わせてブリちゃんとコーラス隊のデュエット。おそらく、海外だとお客さんも一緒に歌うシーンもある曲だろうか?ちょっとブリちゃんが煽りたそうな表情をしていた。
曲は早めに終わり。挨拶し頭を深々く下げる。あー、夢の時間がもう終わってしまった。
終わった瞬間周りのジーンとした空気がたまらない、ドラマ系映画を観た後の映画館の雰囲気に似ている。GACKTのような演出にやられたオーディエンスがそのような空気になる場面はこれまで何回も観て来たが、オードソックスなスタイルのライブでは初めて。
ちょっと経験値が上がった気がした。
・帰り
帰りの混みようはなんなんだろうか?全く進まない。そうだ、普段は早めに切り上げるがこの日は最後の最後まで見届けてしまったからか・・・。表に出れるまで10分以上は余裕でかかったと思う。ロッカーに荷物を取りに行く友人をコーストの外の看板前で待つ。階段のところの灰皿まで行かずに、すぐに外出てタバコを吸う人が多くてビックリした。確かにここで吸っても罰金は取られんけど・・・。
トイレに行きたく、うずうずしながら駅まで向かうと、その途中に路上ライブをしてるパンクバンドに出くわす。なかなか上手くてかっこいい!人だかりができていた。本当はゆっくりと見てみたかったけど、電車の時間とトイレもあったしなー。アラバマのお客さんを狙うとか、すげー自信だ。そういう人好き。
地元に向かう電車に乗り換えると、とんでもない満員。この日は何回人混みにいじめられたんだ、平日のはじめだったというのに!
地元に着くと、GACKTの時と同じパターンで焼き鳥屋に。そこでアラバマの魅力を語り続けたが、ライブ中撮影が長すぎる自分にびっくりしたと言われた。うん、撮影OKなライブばかり行ってるとちょっと価値観がずれるのね。(僕はカメラ片手に飛んだり叫んだりできます。。笑)
ありえないぐらい酔って、ひたすらに「良すぎた」「神だった」と同じ単語を連発。気分よくして、撮れたてのライブを流したり、ライブT着たり、かなり痛いことしてたと思う、付き合ってくれてサンキューです。。笑
あれで次の日が休日だったら、アル中になるまで飲んでたかも、逆に平日のライブで良かった。
↑焼き鳥屋にあった、唯一の甘いもの。(あとはシャーベットだけ?)アルコールまみれの体に溶け込んでやけに美味く感じたわ。