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しつこいぐらい宣伝が流れていた「ブラック校則」。

新作の映画で観たいのがなかったので、流行りに釣られて観てみた。

舞台役者っぽいセリフの言い回しや、どう観ても10代に見える容姿のキャスト。ジャニーズ企画の青臭い映画だと思っていたが、実は軸のしっかりした映画であった。

ブラック校則[映画]の感想

作品名 ブラック校則
製作国 日本
監督 菅原伸太郎
脚本 此元加津也
製作年 2019年
キャスト 佐藤勝利、高橋海人、モトーラ世理奈、高橋樹、成海璃子、ほっしゃん、でんでん、坂井真紀。

ほっしゃんとでんでんの闇深い演技

以前に熱帯魚のお店をテーマにした黒い映画で、でんでんの怖い演技を観てゾクッとしていた。メディアではあれだけ可愛らしい人なのに、こんなピリッとした演技ができるなんて。

しかしながら、ほっしゃんが体育会系の暴力教師役で出てるのを知って「コントみたいになるんじゃないか」と冷ややかであった。

が、ほっしゃんのガチな闇演技に恐れ入った。マジで怖いしムカつく。こんな良い俳優だったなんて知らなかった、舐めててごめんなさい。

学長役のでんでんと、学年主任のほっしゃんと、この学園がどれだけ絶望的でやばい場所なのか、2人の存在感がベースにあるからこそ、その他のストーリー全てが成立するような作品である。

ほっしゃんの意外性が一番の収穫の映画であった。やっぱりお笑い芸人さんはそういうのが上手いのね。

モトーラ世理奈がヒロイン?

特徴的な容姿のモトーラ世理奈。RADWIMPSのジャケのイメージしかない。女優として演技をしてるのを初めてしっかりと見た。

今の若者にとって、こういう雰囲気の子がモゴモゴ喋ってる感じが可愛いのだろうか。ヒロインの在り方として斬新な気がした。

個性的でお洒落っぽく美人なのは分かるけど、ヒロインはもっと大掴みで露骨な容姿の方が説得力が出るのではないだろうか。

モトーラ世理奈演じるヒロインは、地毛が茶髪であることを証明するのに幼少期の写真が必要で、なかなか写真が手に入らず頭髪検査で家に帰らされ単位も足りずに退学寸前、という危機を主人公たちに助けられるという役。

理不尽な校則のせいでメンヘラになってしまったということなら、いろんな意味でモトーラ世理奈は優秀だったと思う。

年齢以上に若く見える佐藤勝利と高橋海人

ジャニーズの子が20歳を超えて高校生役を演じるのは伝統なのか。

かつてはごくせんの松潤や赤西を観て「こんな色気ある高校生いるかよ」と冷ややか、学生を見るテンションではなかったな。

しかし、この映画のジャニーズ2人組は少違う。ガチで高校生に見える。

「え?佐藤勝利って10代ぐらい?」とその場で調べてしまった。彼は20歳を超えた立派な成人だ。

セリフが演劇くさかったり、青春テイスト満載。見た目は若いけどどっしりした演技をしてるので安心して見てられる。

鬼先生の組み合わせもリアリティあったが、この主演2人の青臭さも最高であった。

校則が厳しい学校と個性

過剰な校則に苛立ちながらも、自分を殺して青春を楽しめない生徒たちが可愛そうってなる作品。

在校生たちが制服に落書きをして登校してるシーンがあったが、あれが個性だとか自由だとは思わなかった。渋谷のハロウィンなどで見かける「みんながやってるから」という質の悪いグループノリにしか見えなかった。

モトーラが演じた学生は”地毛のままの自分でいたい”という、持って生まれたモノとの共存を訴えているだけなので、個性とは違った話だ。

なので、映画の中で彼らが一生懸命に叫んでることの中に含まれること全てには共感できなかった。

ドラマ版が好きな人が多い?

この作品はドラマ版も存在するようで、そちらの方が評判は良さげ。

ドラマをしっかり観る時間がないので観る予定にはない、が気になる。

現代版の野ブタだと言われるぐらいの作品なので、見て損はなさそう。

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