アメ横のイケダヤ靴店。初めて本格ブーツ「NEW ROCK」を買った | masayasu.com18歳の夏に初めて本格的なブーツを買った。

学生の頃、ずっと好きだったGACKTが履いてるのを見て憧れていた「ニューロック」というスペインのブランドのブーツ。

上野・アメ横にある「イケダヤ靴店」で買った。

担当してくれた店員さんの接客が素晴らしく、楽しかった。

この時に買った初ニューロックは、歴代で買ったブーツの中でも一番しっかり履き、一番楽しい思い出が多いブーツとなった。

当時、買い物した際に貰ったポイントカードには「FOOT MIVER」としか書かれておらず、懐かしいお店でポイントカードを使おうとお店を探すが「イケダヤ靴店」という名前を忘れてしまっていたので、場所が分からず混乱していた。

ノーブランドのチェスター→台湾の安物ブーツ→念願のニューロック

初めて手にした本革のブーツは中学生の頃に近所の靴屋で母に買ってもらった黒のウエスタン風のチェスターブーツ。

「良い靴を履いて欲しい」と言われ選んだが、当時中学生の自分が良い靴なんて分かるはずもない。

買ってもらったのは良いが、シンプルでシック過ぎて全然履かなかった。野球やっててグローブの革の香りが好きで、「グローブの匂いがする」と家で鼻近づけてクンクン嗅いでいたのが一番の思い出。

最近まで保有しており「15年以上前のデッドストック」「ほとんど履いてない美品」「絶対に誰とも被らない」とアピールしてまぁまぁな値段で売れた、良かった。

その次は、台湾で謎の素材のブルーっぽい色の安物ブーツを買った。日本円にして1000円ぐらい?

当時、台湾の服や靴の安さに圧倒されて調子乗って買い込んでいた。よく遊びに行く広場の近くに大量の靴を格安で売ってるお店を発見し、親戚の兄に「今度連れてって」とねだって連れてってもらった。買う前に一緒にいた親戚のお兄さんに「本当にこんなの買うのか?」みたいなリアクションをされたが構わず買った。

デザインだけは良くて気に入って履き込んでいたが、1年しないぐらいで壊れた。ソールの底がボンドで接着しただけのような安易な作りで、「メキメキ」と信じられない音を立てて崩壊していった。

底が抜けても捨てずコンスタントに履いてた、若かったな、頭悪かったな。

同じ靴屋で買ったリングブーツ(同じく謎の素材)はサイズを確認せず買って、日本に帰ったらサイズが合わず放置、きっと誰かに捨てられたな。

台湾で買ったポンコツで後悔した後、ようやくブランド物のしっかりとしたブーツを買った。わざわざアメ横まで行って「ニューロック」というスペインブランドのブーツを買ったのだ。

GACKTの影響で憧れていた「NEW ROCK」のブーツ

当時(2000年代半ば)、ブーツと言えばレッドウィングが安定の人気。そして、ティンバーランドがトレンド的な人気を博していた。

街を歩いてても、学校に行ってもティンバを履いてる人ばかり。それさえ履いとけば何とかなるって感じで、今でいうマーチンみたいポジションだ。

自分はGACKTがソロ初期に履いてたスペインの「ニューロック」というブランドに憧れていた。

日本ではあまり知られてないブランドではあるが、ハリウッド映画に衣装を提供したり、マイケルジャクソンのような個性派セレブに愛用されてたり、自分の中ではハイステータスなブランドであった。

カカトにスチールが貼られたインパクトあるデザイン

しょっちゅう海外のサイトでニューロックの写真を眺めてた。憧れだった。

しかし、値段にして3万から5万。高くて手が出なかった・・・。

お金があったとしてもスペインから直接注文しないとダメだったり、間に入るサイトはあったけど胡散臭そうだったり、すぐに手に入りそうなサイトでも種類が少なかったり・・・。

安心して種類選べてしっかりと買える場所は、関東では上野・アメ横にある靴屋だけであった。

一度、実家の近くのドンキホーテで、ニューロックを履いてる男性を発見した。彼が履いてるのは好きなデザインではないが、「ニューロックのブーツがそばにいる!」とジーッと見つめてしまった。どんだけ憧れてたんだ。

「こんなに近くに履いてる人がいるんだ!」と、自分も手に入れなくてはいけない使命感に襲われた。

ある時にまとまった給料をゲットし、「ニューロックを買おう」となってアメ横に向かったのである。

アメ横のイケダヤ靴店で念願のニューロックを購入

町屋に住む先輩の家に泊まりに行くついでにアメ横に寄ろうと決定。

ただ、ニューロックはデカくて重たい靴なので、買って手提げ袋を持って歩くのはキツイ。ということで、数年前に破壊し、未だに捨てずに持っていた台湾ブーツをあえて履いて行った。アメ横で買ったついでに捨ててやろうという作戦だ。

アメ横に到着すると、すぐに靴屋漁り。ここのエリアのどこかで買えるのは知ってるけど、店は知らなかった。色々な靴屋があるが、どこもレッドウィングばかりで、なかなかニューロックが置かれていなせい。

ようやくニューロックを置いてるお店を発見。現物がここにある!初めて東京タワーを見た田舎者のようなリアクション。

インポート品が信頼できるサイトで気軽に購入できる現代、もうあんな気持ちになることはないだろうな。

今までネットでは散々眺めていたニューロック。実物が並んでるのを見ると想像以上のゴツさに驚愕。こんなの買ったところで履きこなせないのではないか?と引き気味になった。

それでも、程よくシンプルなデザインのブーツもあり、購入。

試着してる際、店員に壊れた台湾ブーツについて力説。ソールが抜けてるお客さんなんて滅多にお目にかかれないだろうな。「これ(ニューロック)だったら簡単にはソールが抜けません」みたいな素敵ジョークを頂いた気がする。

購入を決めた際には「最年少です!」と褒められた。さすがはアパレルマン、厨二病が喜ぶ言葉を知っておられる。帰り際には「前からニューロックを履いてるみたいです」と謎のヨイショ、それはいらんかったな、数分前までソールが抜けたブーツ履いてただろ。

泊まった先輩の家に化粧箱と台湾ブーツを捨て去る

最強のブーツを手に入れた自分はルンルンで先輩と合流。

どう見ても一般受けしないデザインのブーツを自慢。かなり痛い奴。

先輩の家に泊めさせてもらい、計画通りに壊れた台湾ブーツを捨て去った。

荷物になるということで、ニューロックの化粧ケースも置いてきてしまったが、これにはちょっと後悔。あの箱カッコ良かったな。

再訪問するも発見ならず「あの店(イケダヤ)潰れた?」←勘違い

あれから数年が経って、家を掃除をしてる際に懐かしいポイントカードを発見。

オレンジ色でカードには「FOOT MIVER」と書かれており、20箇所のスタンプがすべて押されている。(次回は1000円引き)

上野と書かれているので、すぐに初めてニューロックを買ったお店だと気づいた。

今度、上野に行った際についでに寄ってみようかなと計画。

そして、友人と10年ぶりぐらいにニューロックを買ったお店を探した。

が、ポイントカードに書かれている「FOOT MIVER」というお店が見当たらない。

一緒にいた友人には「昔、良い靴買ったお店がある」とアメ横知ってる感出してドヤってたのにカッコ悪い・・・。

結局、アメ横にある靴屋を探して何周も回ったが、「FOOT MIVER」という名前の心当たりあるお店が見つからなかった。

もしかして潰れたか?と思っていたが・・・。

その後に気になってネットで「FOOT MIVER」というキーワードを打って調べてみると、自分がニューロックを買ったお店の名前は「FOOT MIVER」ではなくて「イケダヤ靴店」であることを知った。

ポイントカードに書かれている「FOOT MIVER」というのは、お店の名前ではなく会社か系列の何かの名前だったようだ。

・・・お願いだからポイントカードにも「イケダヤ」って書いでくださいよ・・・涙。

 

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