以前になるのサンダル兼雨靴にサイドゴアが良いと色々探したのだが、その際に意外なブランドで良さげなサイドゴアを発見した。
黒のクロムエクセルの茶芯で、重厚な日本製。
名前は「WEST THUM(ウェストサム)」。
なんと、マウンテンライトで有名な「ダナー」にあった。
ダナーといえばマウンテンライトなどザ・アウトドアなブーツばかり作ってるイメージがあるが、実は日本に身売りをして以来、日本人向けのドレスっぽいラインナップが充実してる。
ホームページのカタログを見てると、このサイドゴア以外にも街履きに優れたブーツが多くあった。
ダナー「WEST THUMB」#D-1811
ブランド | ダナー |
品番 | D-1811 |
名前 | WEST THUMB |
種類 | サイドゴアブーツ |
カラー | ブラック |
レザー | ホーウィンのクロムエクセルレザー |
製造国 | 日本製 |
ソール | ビブラム社製のタイガムソール |
製法 | シングルステッチダウン |
定価 | 40700円 |
元々50年代にダナーが出していたフィッシャーマン用ブーツを復刻させたそう。
前後セパレートになったVibramソールは前後を別々で交換するので経済的。
ダナージャパンのホームページには2015年の春のスタイルブックに載っているので、復刻させたのはここ最近?
ダナーのクラシックシューズのロングセラーモデル、ウェストサム。手作業が多いからこそできる美しいシルエットと精密な造りは他の追随をゆるさない。元々、フィッシャーマン用として1950年代に作られていたダナーの名品を復刻したモデル。脱ぎ履きの多い職業に最適なサイドゴアが特徴。HORWEEN社のクロムエクセルレザーはホットワックス製法による独特のタッチと深い光沢が特徴。磨くごとに奥行きのある光沢が出てくる。
100年以上徹底して変わらぬ伝統手法でなめす革は美しく繊細で、屈強な面を持ち唯一無二の存在感を放ちます。シングルステッチダウンで縫いつけられた前後セパレートのVibramタイガムソールは、クッション性、耐摩耗性に優れ快適な履き心地を実現。ダナーが誇る名モデルと共に時を刻んでみてはいかがでしょうか。Made in Japanモデル。
古臭い見た目と履き味
レッドウィングのベックマンのような地面に対してカチッとしたクラシックな履き心地。
アッパーのクロムエクセルが柔らかくて気持ち良く、馴染みが良い。
シルエットはサイドゴアでありながらもドレスに寄り過ぎない抜け感が良い。
サンダルの要領で履くのに好都合である。
クロムエクセルは馴染みが良いということで小さめを買って伸ばそうと考えられがちだが、ウェストサムは最初からジャストサイズを買った方がシルエットの出が良いかも。
ダナーWESTTHUMの経年経過と茶芯
一応はクロムエクセルなので茶芯。
サンダル扱いなので玄関にポンと置いてコンビニにガンガン行く。そして、雨の日にガンガン履いて経年変化を楽しもうかと。
買ってからもオイルを入れ過ぎずにブラッシングのみ。
マットに光る雰囲気も素敵だが、ピカピカさせるために買ったわけではないので遠慮なくイジメてやる。
ダナーぐらいの価格帯であることも遠慮せんで良い。
大雨注意警報の最中ヘビロテした
梅雨前頃から履き下ろしたので、いきなち出番が多かった。
巷ではクロムエクセルは予めオイルが多く入っているので雨に強いと言われているが、豪雨に関しては普通に革の奥まで浸透して靴下が湿った。(完全に浸水はしてない)
クロムエクセル雨最強説は大袈裟だと学んだ。
内側が飴色になるぐらい湿ったので、さすがに何日か休ませたけど、復活次第すぐに乱用。
昔の高校野球のエースみたいで可哀想。
約1週間ずっと雨だったのでヘビロテ。
他の雨用と交互に履いただけでシワが入って良い感じになった。茶芯がでない段階でシワだけでここまで出るのはやり過ぎ感あるけど別に良いか。