主演のミラ・ジョヴォヴィッチが脚光を浴びているが、実際には中国人キャスト中心の中国映画。ミラは助演ぐらいの立ち位置。

映画のポスターや広告ではミラがメインのように映されてるのに騙されtsような気分だ。きっと、何か複雑な契約でもして無理やり彼女を出したのだろう。

自分が最後に中国映画を見たのは「バッド・ジーニアス」「ナミヤ雑貨店」。その前はぐっと遡って「カンフーダンク」。どれも面白い映画だったので、中国映画だと分かってがっかりすることはなく、むしろ期待感が増した。ちょっと昔では考えられない、世の中って変わりますね。

ベースジャンプの動画投稿(俗にいうユーチューバー 的な?)でチヤホヤされてる男が、テロ組織の生物兵器売買に巻き込まれて、そこに現れた民間の対テロ組織ファントムにスカウトされるという話。

映画・ルーキーズを観た感想

制作年 2019年
制作国 中国/ハンガリー
原題 素人特工/The Rookies
監督 アラン・ユエン
撮影 ン・マンチン
出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ  ダレン・ワン  チャン・ロンロン  デヴィッド・マクイニス

 

ブタペストでのオールロケ

なんと、この映画のほとんどのロケ場所はハンガリーの首都ブタペスト。古き良き味わい深い場所である。
普段目にすることのないブタペストの街の様子がふんだんに取り入れている。
そんなブタペストの市街地でカーチェイスなどが繰り広げられる。
ミラを使ってあのロケーションで、あれだけの演出をするのだから、東洋アジアでハリウッドばりのスケールが作れるのは中国だけなんだなと。
かつてのジャッキーチェンが使うコマ送りみたいなカクカクアクションも完全にオマージュ?某大物ロックバンドのコスチュームでの潜入捜査、カーアクションはワイルドスピードとトランスフォーマー、TAXI。ファントムはキングスマン、ソダーバーグ的クライムシーン、ミラの役柄はアトミックボム。
過去流行ったハリウッドのスパイ映画、アクション映画、マーベル系の美味しい部分をかき集めたような印象。映画好きと観ればオマージュした映画のイントロクイズで遊べそうなレベル。
様々な要素が詰め込まれているが、詰め込み加減が凄まじく、娯楽はあるが面白さに繋がらない部分もあった。
既出感が凄まじいので、ふと薄っぺらさを感じることも。それが製作側の狙いなら成功だと思うが。結果、楽しかったから良いけど。
気になるのは、なぜか所々で残酷なシーンがある。個人的に趣味ではない。
何でも有り過ぎてスリリングさに欠ける。コメディで行ってたのに、感動ドラマ風や色恋までもをぶちこんでくる。詰め込みすぎ?ちょっと振り幅についていくのか大変。

ミラの迷走はいつまで続くのか

かっこいいミラの姿が見れると期待して、それを裏切ってくれた今作。
実際にはミラジョボビッチのアクションは前半だけ実働で、残りは怪我をしベッド上での演技に。
オールバック決めたミラの姿が面白い。まるで時代遅れのロックンロール気取りのようである。少しミラをからかう的なシーンが終盤にあったが、いっそコメディに振り切ってくれてもいいかなあと思う。
ミラの次の話題作は『モンスターハンター』だそう。
かつてはバイオハザードでかっこいいアクション女優登場だと信じていたが、その後はB級映画ばかり出たり、次第にはアジア系の風変わりの作品ばかり出るようになってしまった。
彼女も若くないので、このようなキャリアの詰め方もありなのかな?アクション女優として世に出るって大変なのね。

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