昨今、芸能人の不倫騒動だのどうでもいいニュースばかり。
知ろうとすればするほど先の見えない探索ループにハマり、無駄な時間を過ごす。
中毒性がある話題なのは分かるし、書くだけ書いてPV稼ぎたい記者の気持ちよく分かるけど。
ただ、そういうゴシップ(不倫)の中にも、知って損じゃない話もある。
特に悪い経験をに身を削ってアウトプットできるミュージシャンに限っては稀に。
最近だとミスチルの桜井和寿さんが、過去に不倫をしていた事実を知ってビックリした。あれだけ誠実そうな人がそんなことするのかって。
気になって調べてみたが、不倫そのものは最低だと思ったが、ケツの拭き方が綺麗過ぎて感動してしまった。
まず、桜井さんの最初の結婚と、不倫までの流れを簡潔にまとめてみた。
桜井和寿の最初の結婚と不倫
桜井さんが最初に結婚した相手は、売れない時代のミスチルを支えたマネージャーの女性。(名前は「ゆかり」だっけな)
そのマネージャー(後の嫁)は辛抱強く営業を回り、当時は無名だったミスチルにタイアップを付けたり、身を粉にしてミスチルを支えていた。
桜井和寿さんは、そのマネージャーの女性とデビューして2年後の1994年に結婚し、同年、長女の「優歌」が誕生。
桜井さんとマネージャー・ゆかりさんの結婚生活はなかなか上手くいかず。理由は元々仕事の繋がりもある二人なので、公私混合してしまい、プレッシャーに苦しんでいた桜井さんが安らげる環境になかったということ。
そして1997年に当時アイドルをしていた吉野美佳さんとの不倫が発覚。当時の桜井さんは毎晩飲み歩き合コンなどを楽しんでたそうで、彼女との出会いも合コンであった。
週刊誌には不倫相手の女性のマンションから手を繋いで出てくる桜井さんの姿がバッチリ載せられていた。
ここまでの話だと、近年の川谷絵音と変わらない、あがちな不倫である。
マネージャーの女性と離婚し、不倫相手と再婚。
結婚生活3年目である97年から始まった桜井さんとアイドルの不倫。なんと3年経った2000年まで継続。
当時、娘の優歌さんは6歳。
不倫相手の家に入り浸り、なかなか家に帰ってこないお父さんのことを「パパはどこ?」と待っていたそう。
結局、2000年に桜井和寿さんは元マネージャーの女性(ユカリ)と離婚することに。
桜井さんは莫大な慰謝料を払い、長女・優歌の親権はもちろんユカリさんへ。養育費も払い続けることに。
桜井さんはユカリさんと離婚した5月から1ヶ月後の6月に、すぐに不倫相手の女性と再婚。
娘さんの気持ちを考えると辛いってもんじゃない。6歳なんて一番お父さんに甘えたい時期。お母さんと別の女性のところに行ってしまうなんて、想像しただけで胸が締め付けられる。
離婚した1年後に「優しい歌」を発表。娘へ捧げた曲
娘にとって悪夢のような離婚から約1年後の2001年8月22日に、Mr.Childrenは「優しい歌」を発表。
明らかに長女・優歌に向けられた曲名。
表向きは、
歌詞にはファンへの思いやエール、過去のMr.Childrenへのメッセージ、これからのMr.Childrenの音楽性の変化への決意が込められている。引用:ウィキペティア
とされているが。
歌詞の内容を読んでみると、元嫁・ユカリさんと娘・優歌さんに対する申し訳ない気持ちを綴ってるように思える。
Mr.Childrenの「優しい歌」の歌詞
サビのフレーズで、
1番は「魂の歌」、
2番は「後悔の歌」、
最後は「優しい歌」と歌っている。
1番の魂は自分らのために尽くしてくれた元嫁・ゆかりさんへ。
2番の後悔は父としてそばにいてあげれなかった優歌さんへ。
そして最後の「優しい」は二人への愛情と、今後の自分がやるべき未来へ向けた、挑戦、戦いを表明をしてるように取れる。
1番の歌詞一部
「誰かが救いの手を 君に差し出している
だけど今はそれに 気付けずにいるんだろうしらけムードの僕等は 胸の中の洞窟に
住みつく魔物と 対峙していけるかな」
2番の歌詞一部
「出口の無い自問自答 何度繰り返しても
やっぱり僕は 僕でしないならどちらに転んだとしても それはやはり僕だろう
このスニーカーのヒモを結んだなら さぁ行こう後悔の歌 甘えていた 鏡の中の男に今
復讐を誓う」
3番の歌詞一部
「群衆の中に立って 空を見れば
大切な物に気付いて 狂おしくなる優しい歌 忘れていた 誰かの為に
小さな火をくべるよな
愛する喜びに 満ちあふれた歌」
表向きはファンのためで実は違うと思っていたが、もしかしたら両方(ファンと娘)に響くように、あえて大きな表現でイメージを広げてるのかも。
簡単に「娘のために書きました!」とか言わない辺りが粋ではないか。
娘とのデートとワンピース主題歌
再婚し、新しい嫁さんの間にも息子を二人授かった桜井さん。
前の嫁さんとの娘・優歌さんとも面会を続けたそう。
桜井さんは娘とデートできる日を楽しみにしており、2009年に『ワンピース フィルム ストロングワールド』の主題歌にMr.Childrenの「fanfare」が決定した背景には、娘とワンピースの映画を観に行ったことが関係してるとか。
裏でビッグバンドの糸を引いてる娘がスゲーわ。