先日、奇跡的に自分の生まれ年である1990年に製造されたpt83の8268、しかもマイサイズを入手することができた。
実はデッドストックのpt99を持っていたので、こちらをベルト位置を下げてリペアして履こうと思っていたが生まれ年のブーツに出会ってしまったということで心変わり。
自分と同い年のブーツとか可愛いに決まってるじゃないか。
ベージュのブーツの汚れ・傷は自己満足の世界
スエード・起毛(きもう)・バックスキン・ラフアウト。色んな言い方があってややこしい。
もともとベージュのバックスキンのエンジニアなんて汚れが目立つだけのキワモノだと思って苦手であった。
しかし、色んな人のスエードブーツの経年経過を見てると、ただ汚く履いてる人ばかりではないことに気がつく。
長年大事に手入れをされたベージュのスウェードは、年季と度重なるメンテで独特な色合いが出る。
色気を感じるようになり、欲しくなってしまった。
汚れと傷は別物なんです。
完全に自己満足の世界ではあるが。
消しゴムだと毛先が切れる?丸洗いで微妙だったので結局ブラシとゴムで手入れ
8268の現行と昔の違いといえばベルトの位置とスエードの毛足の長さである。
以前に旧行のpt91を購入した際、丸洗をした。
理由は、手入れするのに色々調べると、主流のスエードの手入れ方法(ゴムとブラシ)では自慢の毛足がちぎれてしまうとの情報があったためである。
が、個人的には丸洗いは面倒なわりにはそこまで綺麗にならず好きではなかった。
旧行特有の紙素材のインソールが割れないか心配になってしょうがなく、色々と面倒であった。
ってことで、今回入手した旧行pt83はあえての丸洗を避けてレッドウィング純正のスエード用のゴムとブラシで綺麗にしようと決めた。
レッドウィング純正のスエードブラシ&ゴムで長い毛足を切らずに綺麗にできた
スエードの手入れ用ブラシは世にいくらでもあるが、やはり専門性の強いレッドウィングの一式が欲しくなる。
ネットで安く手に入れることができた。
なんかレッドウィングの商品は全部アメリカ製なのでコロナ禍の影響で品薄になってるものが多いみたい。無事に入手できてよかった。
レッドウィング純正のスエードクリーナーブラシの使い方
商品の裏面に使い方や説明が書かれている。
特徴:起毛素材の靴に付いたしつこい汚れ落とせるクリーナー。
使い方:消しゴムを使うように軽くこすって汚れを落とします。靴の隙間・縫い目に入った削りカスは付属のブラシで取り除いてください。
サイトや公式動画で使い方が紹介されてるので失敗はなさそう。
動画などで紹介されてる手入れ方法をそのまま真似した。
結果、それなりに綺麗になった。
丸洗いほどではないが、明るい色味が復活してくれた。
心配された起毛部分が消しゴムで切れてしまうなんてこともなかった。
自分でできる手入れの範囲では大満足である。
夜中にやって、終わったあとに嬉しくてそのまま履いてコンビニまで行ってしまったわ。
思いっきり綺麗にするなら専門店で丸洗が一番
決して丸洗いを否定したいわけではない。
自分のような不器用な素人が真似するには色々と厳しいだけ。
除菌、乾かし方、乾いた後のケアなど色々と適切なタイミングがあるみたい。
専門店に任せれば三千円ちょっとで丸洗をして生き返らせてくれるみたいなので、いつかインソール交換やスチール抜きのついでにやってもらうつもり。