前にチペワのエンジニアブーツのサイズで失敗した際に、たくさんのインソールを買い込んで試した。
(結果、中敷きで甲の位置が上がりすぎて、エンジニアのスチールが指先に当たり痛く、それが嫌で手放してしまった。)
色々トラウマになったが、おかげでインソールについてちょっとだけ詳しくなった。
自分が買い込んだ中で一番気に入っていたのは、レッドウィングのレザー製のインソール。
品番「rw96356」。
薄手なのだが、雰囲気があっておしゃれだった。
革の匂いもしっかりして、見た目もカッコよくて、たかがインソールなのに奥深い。
スニーカー27.5の男がベックマンとセミドレスの9インチにrw96356を入れた感想
間違えてチペワのデカイサイズのエンジニアを買ってしまった為に買ったインソール。
その後にレッドウィングのベックマンとホワイツのセミドレスの9インチサイズに活用。
一応、入れてみた感じの感想を書いてみる。
まずは商品ページに書かれている説明文。
商品番号:”rw96356”レッドウィングブーツの履き心地をさらに向上させる純正パーツ!
レザー製のフットベッド。
微妙なサイズ調整と適度なクッション性の確保を可能にする。
ブーツの中底に使われているものに比べて色移りの少ないタイプのレザーを使用。
裏面のクッションは発泡ラバーで、長期に渡り品質が安定している。
シェイプトコンフォートよりわずかに厚みがある。
既存のレッドウィングのインソールの中で一番薄手だと思っていたが、実はもっと薄いのがあったのか。
思っていたより厚くてギュウギュウ
コンバースでは27.5を履く自分だが、レッドウィングのベックマンでは8ハーフがキツめのフィット感で、9がジャスト(やや余裕)。
このインソールで9でも8ハーフのようなフィット感が作れたら良いなと思ったが・・・。
9インチのベックマンにこのrw96356入れて履いた感じ、かなりキツイ。
小指がアッパーにクイって浮いてるほどにキツイ。(まるでマルジェラのタビブーツのようになってしまった。)
ホワイツのセミドレスの9インチも同様。
9インチがジャストな自分が、このインソール(rw96356)を敷くのであれば9のハーフからかな?という印象。
ジャストサイズではキツめという結果です。
このrw96356よりも薄いインソールがあるので、そっちであれば狙い通りのフィット感が得られたのかなと。
でもベックマンは他のレッドウィングよりもキツめだと聞くので、あくまでベックマンに限った話であります。
せっかく本革レザーなのに下はラバー
本革の香ばしい香り、レザー好きにはたまらない。
レッドウィングの純正ということで、フルグレインという良質なレザーを使っている。
ブーツの手入れの際には、インソールを出してブーツと同じ要領でクレイジングからオイル入れまでして味を出して楽しめるのかと思っていた。
しかし、このインソールは通気性を良くする為に、裏面はラバーとなっている。
この耐久性があまり・・・ちょっとキッてやるだけで壊れそうなほど繊細。
確かにレザーだけだとカチカチでクッション性がないので意味ない。
けど、まぁまぁな値段を出して良質な本革のインソールを買って、それが消耗品(それほど脆くないけど)というのは辛い。だったら純正に拘らないで1000円前後のウレタンのインソール入れた方が良い気がしてしまう。
お金持ちの贅沢品のようなインソールだ。