TEAM LAB「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして追突して咲いていく」森美術館

表参道のラボ個展を共にした同伴者と、「また次も行きたいね」と約束し、早々と発見したのが森美術館に入った個展。

これは宇宙をテーマにしたコラボ的なことなのか?

四方と下方が全て映像に囲われたインタラクティブデジタルインスタレーション作品。

光で描かれた八咫烏が空間を飛び回り、その軌跡が光跡となり光の空間に描く書『空書』を描いている。カラスが互いに追い追われる。追うカラスも、やがて追われる側になり、追いつかれカラス同士ぶつかると、カラスは散って花となる。
また、カラスは、鑑賞者を把握しよけながら飛んで行くが、よけきれずに鑑賞者にぶつかると同じように散って花となる。

鑑賞している人々の立ち位置の中心に作品世界の視点がゆっくりと一致するようになっている。
どの場所でも良いのだが、全員が一箇所に固まって集まると、やがて、壁と床の境界がなくなり現実空間が消え、作品世界に没入しはじめ、カラスの軌跡が描く線が、空間に立体的に描かれはじめるだろう。
全員で固まって歩くならば、鑑賞者作品は、世界に没入したまま、歩き回ることができるだろう。

作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることはなく、鑑賞者達の位置やふるまいの影響を受けながら、変容していく。
引用元:https://www.team-lab.net/jp/w/crows_blossoming_on_collision/

間に入ってるものや経緯がよく分からないが、規模がこれまでと違って壮大。

森美術館では宇宙との結びつきをテーマにした出展があり、その一部にラボが入ってるという形だった。


・目の前にあったクレープ屋「ラトリエ デュ パン」

夜に予約してたお店と、森美術館で潰すであろう時間を逆算し、かなり余裕があることに気付く。

森美術館が入ってる建物の前には洒落た飲食店が多く入る。雑誌「エル」のカフェにはオーガニック系の食べ物などがズラッと、他にも甘い誘惑が多く甘いミルコボールのようなお菓子を買ってしまった。

近くに腰を下ろして砂糖の塊を食べていると、さらにあまぁーい誘惑を漂わせるクレープ屋を発見。

内装がANNA SUIのような紫を基調にしたお姫様系。「入る?」と同伴者に聞くと、嬉しそうな顔で「うん!」と答える。彼女には神宮球場で、甘いモノを拒否られたトラウマがあったので驚く。スイーツよりも可愛い内装にときめいたのか?笑

▼自分はお腹が空いていたので、甘いものではなく、サンドイッチ系の軽食を頼み、同伴者はがっつり甘いものを頼む。

ゆっくりと予定を潰せるって、幸せなことです。

それにしても、このお店は狭い店内に従業員の数が多い、人件費にどんだけ余裕があるんだ。これからの時間帯にラッシュを迎えるのか?マメにテーブル回りをするわけでもない、レジと作る人とトレーを回収する人と・・・謎の人の多さであった。(7人はいたはず)

客層は男性は自分のみで女性組と親子づれ。やけに女子力の高い椅子に座りクレープを食べてると、隣にいる親子の子どもが同伴者に懐く。甘いものを食べながら小さな子どもとニコニコ接する姿、なかなか良いが、究極に甘ったる〜い景色でした。。笑

同伴者とはゴシック系のインテリアの話から、見た目的にメンヘラに思われがちだという話もした。長く連絡を続けてきた自分からすれば、彼女がメンヘラであるわけはないと。

ちなみにこのお店の名前は「ラトリエ デュ パン」という、六本木で有名なお店だという。人件費の余裕を見てる限り、幅広く店舗展開してる相当儲かってる会社のお店だろうなー、と。


・堅すぎる森美術館

クレープを食べ終わり、近くの喫煙所で一服。

▲やけに景色が綺麗な喫煙所。ただ、本当にさみー。

森美術館の受付に入るとめっちゃ暖かい。しかし出迎える美術館関係者の態度は冷めた感じ、怖い怖い。

人は割と多く、カップル率、旅行者率高い。耳の痛くなる高層のエレベターターに乗って、森美術館の入ってる階へ、案内する人が孤独そうに見えてかわいそう。時間の流れが遅くて辛い仕事だろうに。

美術館に入ると、写真撮影OKな作品とそうでない作品があると説明された看板のようなものを目にする。同伴者に「ダメだよ!」と念をおされる、そこまで常識ない人間でないから安心してくれ。

作品を見てると、係員の人が警戒するように覗き込んでくる、すげー警戒心、海外スターの来日公演かよ。。


・宇宙と芸術展「がくや姫」

この日の森美術館の出店のテーマに「宇宙」があり、どの作品も宇宙へのつながりをモチーフにした内容。

森美術館の企画ページの内容を引用すると、

出展作家

北山善夫
北脇 昇
前田征紀
向山喜章
出展物

レオナルド・ダ・ヴィンチ
ガリレオ・ガリレイの天文学手稿
星曼荼羅
両界曼荼羅
十二天像
チベット曼荼羅
竹取物語絵巻
流星刀
天球図、天球儀、天体望遠鏡、暦等、ルネッサンスや
江戸時代の貴重な天文学資料

引用元:http://www.mori.art.museum/contents/universe_art/visit.html

仏教から宇宙を関連付けた作品もあり、歴史的な仏教のチベットやらの作品に、宇宙と繋がる部分とを説明し寄せ集めてる。これってかなり挑戦的な憶測じゃないか?

この前に同伴者とルミネ吉本のキンコンのコントの中で聞いた、神7に重なる作品があり、同伴者とややテンションが上がる。

そして、「実はがくや姫は宇宙人だったのではないか?」という憶測が中心になったエリアがあり、竹取物語が巻物がそのまま展示されている。

「すげー」なんて言いながら前のめりになってガラスの中の巻物を覗いてると、警備の女性に「触らないでください」と注意される、ごめんなさい。。知らぬ間に衣服の一部が触れてしまったのだろう。

▲明治時代に隕石からつくられたと言われる日本刀など、過去の日本と宇宙の関連は好奇心を煽る。ここのエリアは人気がすごいのか、他よりもザワザワしていたと記憶する。

古来の日本の歴史的なアイテムや絵・書物が多く、1つ1つ刺激的。しかし、これだけドサッと集められると集中して意味を落とし込もうと思えないのが自分の悪いところ。美術館はもっと作品が数ない方が好きかも。

▲NASA関連の古い雑誌はアドレナリン上がる。アメリカで初めてリリースされた宇宙関連の雑誌やら、過去の宇宙に対する憶測や研究に関連した作品が多く、このエリアだけゆっくりと回ったのを覚えている。

▼月に降りたことで知られるアポロ11号の歴史的な通信表のようなものまであった。

また、ミニスクリーンに仕切られたエリアがあり、中に入るとノイズと不気味な映像が流し出される。きっと何か宇宙に関連した体験的な作品なのだろうが、ずっとそこにいると気持ち悪くなるような・・・。海外の方が嬉しそうにカメラを回しまくっていたが、自分は好みではない。

▼どういう気持ちで楽しめば正解だったんだ??笑


天才だと言われるレオナルド・ダヴィンチが書いたとされる手帳や、ガリレオ・ガリレイの持ち物など、見ていてグッとくる出展もあったが、彼の天文学とこの日の出展と、あまり世界観が重ならないと思ったのは自分だけだろうが?それよりもっと彼のことが知れる詳細があった方が感動したかも。(これらは大概、撮影NG)

意味不明な現在的な宇宙アートも多く展示されていた。

▼もはや美術館というよりも、ちょっとしたデザフェスだ。

▼蛍光灯やらから作った大きな謎の物体やら、セクシーロボットと言われる銀のセクシーなロボットなど・・・。

観覧できると最後のスペースに、ようやくラボの個展を発見した。

きた、大トリよ!!


・「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして追突して咲いていく」

▼ラボの看板を目にすると、そこからは雰囲気がガラッと変わる。

▼そばにある看板などを読んでいると、フランクで若い人の作ったアーチスティックだとわかるので、神経質な美術館巡りの堅さがスッと抜けて良い気分になった。

▲中に入る前に、具合の悪い人は入場を控えるようにと、まるでジェットコースターのアトラクションのような注意書き、本スペースに向かう通路の暗さは、まるでお化け屋敷に向かうような空気感、いい感じにドキドキする。

▲本スペースに入ると、暗い場所から、派手な照明で揺れるような錯覚がする異空間に。

▼音楽のセンスは昔の日本の文化を連想させるような和の世界観でありながら、心拍数が徐々に高まる壮大な展開の曲。

▲カラス目線で、地上から宇宙に突き抜け、宇宙で追突し、そこから何かの創造に繋がっていくような。

同伴者と「おー」と言いながら、最初は後ろの方で立ちながら鑑賞し、「あ、これって順番に座るのか?」と、前の人たちが避けた後に座る。

係員の人が中に一人いるが、特に声をかけらるわけでもないので、見たければ何回でもそこにいてよかったのかな?

目が回るような錯覚がするので、確かに具合の悪い人は厳しそう。物語がしっかりしてて、ディズニーにあるアトラクションの一部のような感じだった。

見終わった後に「出るぞ」みたいな間があるので、そのまま掃いてく、外に出ると「ありがとうございました」と言われるので、これで展示物の最後であるとわかる。でも、そこから再び回り込んで後ろから入ることも可能。

最後尾からはお土産や昔の映像テレビなどの小さな展示物のスペースに。お土産ではガリレオやダヴィンチに因んだシャツや手帳が多くあり、財布の紐が緩みそうになるが、ぐっと我慢。

でも、うまそうな食べ物があったので買ってしまう、珍しく同伴者が反応したのは、乾燥した宇宙食であったオチ。

お土産やのセンスも良く、長めにウロウロしてしまった。気づくとかなり時間が経っており、予定よりも長く遊んでしまった。