侍ジャパンVSオランダ(WBC強化試合)2016.11.13

日ハムが日本シリーズを制し、メジャーではカブスが歴史的ワールドチャンピオンに輝き、野球シーズンも終わり・・・という頃に、今度は今年2017年に開催されるワールドベースボールクラシックの強化試合が組まれる。

今のプロ野球界は20代そこそこでブイレクしたニュースターの宝庫で、かつて自分が見たことのある選手は皆、引退している。

正直、今の侍ジャパンの代表は、生で見たことのない選手だらけなのだ。

って、ことで今日試合のチケットを購入。その年(2016年)観に行った野球観戦といえば、地方球場や横スタ、神宮と屋外の球場ばかり。もう、雨の心配せずにチケットが取れると思うと安心した。


・相変わらず動きづらいドーム外野席

東京ドームに到着すると、外に売店が多く出ている。以前来た時もこんな感じだっけ?代表だけちょっと違う感じなのか・・・?

▲特に欲しいグッズもなかったが、好奇心でグッズを覗く。個人的にはその年に活躍した横浜の田中健二郎投手が選出されていれば、そのユニフォームが欲しがったが、選出されなかったので、もう個人ファン心理はどうでもいいやと。。笑

ドームの入り口には選手の応援歌が書かれた歌詞の紙が配られている。何人かの選手は応援歌をiPhoneに入れて聞いていたが、ほとんどの選手は知らない。貴重な紙なので、大事に持ち歩いた。

しかし、相変わらずドームの廊下は華がある。女性ファンがめちゃ多い、さすが巨人の本拠地である。(まるでライブ会場のようだ)

東京ドームの外野席は、ほとんどの席がフェンスやネットにかぶることなく、視界よく観戦できる。しかし、横の列が長めで、出入りに苦労するのがデメリットだ。

トイレと喫煙に席を立つのはせいぜい1回ぐらいにしようと、試合開始前からきっちりタバコを吸い、トイレにも行く。

▲しかし、席に着く前に侍の試合限定のうまそうなカクテルを発見してしまう。

▲やっぱ買っちまったか・・・。トイレに行きたくならないことを祈る。

▲そういえば、内野の立ち見席からの景色が意外と良くて感動した。確かここは料金が破格だった気がする。この日は空いていたので、立ち見のチケットでもよかったのになー。(内野の立ち見からトイレと喫煙所がめっちゃ近い

 


・大谷は先発オーダーから外れる

自分が生で見てみたい選手の中には、もちろん大谷翔平がいる。むしろほとんど彼目当てで見に来たようなものだ。

しかし、この日の大谷翔平はベンチスタートであった。強化試合が始まる前から小久保監督は、この期間は打者として起用すると明言していた。この日もオーダーに入ると信じていた、残念。

この日の目的は勝敗よりも選手を見る事、感じる事だったので、選手一人一人をしっかりと見守った。

日本の先発は横浜の石田。ショートには坂本ではなく中島が入っていた。

うーん、結構、思っていたのと違うラインナップだった。


・秋山翔の応援歌

2年前にイチローの日本人最多安打記録を塗り替えた西武の秋山。実は高校が創学館と、神奈川なのである。

高校生の頃、1歳年上の先輩に創学館のラグビー部に所属している人がいたので、おそらく彼は秋山選手と顔見知りなのだろ。まだつながりがあればチケットをお願いしたいが・・・って図々しいですね、はい。

この日の秋山選手は、ビッグイニングになった回にしっかりと仕事していた。

勝利を呼び込む 風になれ すべてを越えろ 秋山翔吾

▲非常に歌いやすい応援歌。

彼はこの日センターに入ったのだが、守備の際に滑る球に困惑するシーンが見られた。シーズン中の彼なら刺す返球をする場面も、控えめに中継に返していた。

これから来シーズンに向けての自主トレと、代表選と、球の違いに調整の難しさが出るのは投手陣だけじゃないなと思った。

やはり、こういう時にWBCの球に近いメジャーに慣れている、現役メジャーリーガーが強みになるはずだが・・・。


・筒香嘉智の応援歌

今年、左打者で40本をクリアした若き横浜の主砲。和歌山出身だが高校は神奈川の横浜高校だ。

彼は過去に何回か生で観戦しているが、当時ブレイクの確信のない彼の応援歌は小っ恥ずかしさがあった。

横浜の空高く ホームランかっ飛ばせ筒香
さぁ打て筒香 飛ばせ空の彼方
横浜に輝く大砲 かっとばせホームラン

▲成績の伴う今、この応援歌がどれだけかっこいいか・・・。彼はこの日、同点に追いついた回に仕事をしていた。

▲この日もきっちりと仕事していた。

ほとんどの人が、今の侍では中田翔よりも筒香の方が信頼できると思っていることだろう。勝負強さがケタ違いだ。


・中田翔の応援歌

今年、日本一に輝いた日ハムの4番でありながら、打点王にも輝いてる中田翔。

友達が高校時代に春の甲子園で中田翔率いる大阪桐蔭と対戦しているが、その頃と今では打撃フォームが全然違う。すり足打法で長い歳月をかけてブレイクする未来を、当時は想像できなかった。やはりプロ野球は厳しい。

勝負決める一振り 血と汗の勲章 その手で夢掴め さぁ翔け中田

▲生で見るのは初めて、威圧感あるが、この日はノーヒットだった。

確か、守備の時に、味方の投手がオランダの選手にデッドボールを当ててしまい、ややピリッとした表情でオランダの選手が1塁に歩くと、中田翔が「何?」みたいな表情でその選手の顔をじーっと見ていた。怖いからやめてください。。笑


・山田哲人の応援歌

彼も筒香と同じく、過去に何回か見たことのある選手。応援歌はかっこいいので元々知っていたが、ヤクルト側で応援したことがなかったので歌うのは初めて。

(前奏:「山田哲人!」「山田哲人!」 夢へと続く道 「山田!」)
スタンド越えて打球は 遥かな夢へと続く 行け山田 新たな時代を

▲得点圏のチャンスできっちりセンター返しのヒット。

2年連続トリプルスリーは伊達じゃない。見ていて刺激のある選手である。

 


・坂本と阿部のそっくりさんと遭遇

ここぞとばかりに席を立つと、何やら人だかりができてる。

▼誰か芸能人でもいるのかな?と思って覗くと、どこかで見た事のあるそっくりさんがいた

▲ちょうど自分の前にいた阪神ファンの若者2人が、超積極的に絡む。怖かっただろうなー。。笑

周りにいた人に「テレビとか出てるんですか?」と聞かれ、「ちょっとだけ出てる」と答えていた。しかし、これだけ目立つ格好で現れちゃ囲まれるわな。

少々ダルそうな顔をしてたので、記念撮影はやめようとトイレと喫煙所に向かった。

しかし、その帰りに再びそっくりさんに遭遇する。すると今回はあまり囲まれていない。何やら友人らしき数人と談笑している。

どういう経緯で、あそこにあんな格好でいたんだ??笑


・大谷翔平の応援歌

得点圏のチャンスに、ついに代打で大谷翔平が登場する。彼の名前がアナウンスされた後の球場の雰囲気は異常だった。

投手としては165キロ、今年は打者として3割を記録し、日本シリーズでも活躍した。すでに二刀流としての彼は認めざるおえない。

迷わずに駆け抜けろ 伝説の幕が開ける さあ気持ち込めて 進め 狙い定め 跳べ!大谷! 夢の向こう側へ

 


▲この時の打席で、大谷はまた新しい伝説を生む。彼の打った打球は、切れるかスタインドインかで行方を追ったが、打球は途中で消える・・・・あれ?と。なんと、大谷の打球はライト側の天井の隙間に吸い込まれてしまったのだ・・・ドームでなければ170メートルレベルのホームランになっていた可能性がある打球だ。

観衆は「やばすぎ」と衝撃を受けていた。確かに、やばすぎ!

打球が消えた後、大谷が普通にダイヤモンドを回るので、「え?ホームラン!」と思って喜んだが、WBCのルールでエンタイトルツーベースという結果に。この時、黙って審判に従った小久保監督を野次る人が多くいた。

2塁に戻った大谷は、しばらくオランダの選手と談笑している。すでに海外でも知名度の高い大谷だけに、オランダ選手も関心が強かったのだろう。逆転のチャンスなのに、ずっと塁上で相手選手とイチャイチャしている大谷・・・・笑。

▲二打席目は敬遠。前の打席があれだから仕方ないですね。この日の大谷の出番はそこで終わり。


・松田の「熱男」と山崎の「やすあきジャンプ」

序盤でホームランを放った松田選手だが、入場曲はマッチの「ギンギラギンにさりげなく」で、ホームランの後には「熱男〜!!」のパフォーマンスも、華があって良い選手です。そんな彼が下位打線にいる侍なのだから、前回大会とどれだけ選手層が違うのかと期待できる。

リリーフで横浜の2年目の守護神、山崎やすあきが登場する。今の横浜は会社がDeNaに変わり、球場に来たお客さんを楽しませることに努めてる。横浜スタジアムで彼がリリーフカーに乗ってライト側から登場する際には、彼のイケイケな入場曲に合わせて「やすあきジャンプ」というのが定番となっている。

▲この日の山崎投手はドームだったので彼の登場に気づくのが遅く(ドームはベンチ横からひっそりと登場するので)、外野スタンドの一部の人が「やすあきじゃん!」と叫ぶと、「あ」という感じで、皆がやすあきジャンプに備え、いざ曲が流れる異常なテンションでジャンプしていた。(自分もジャンプしたが)

しかし、その後、あっけなく失点していた・・・頼むぜ。


・両端の阪神巨人ファンと小林誠司

実は自分のいた外野席の両端には、左側に阪神ファン、右側に巨人ファンというちょっと気まずい並びになっていた。

しかし、阪神ファンの2人組の男の子は大学生ぐらいの子たちで標準語。会話を聞いてると関西の女性の阪神ファンが怖いという、どういうこっちゃ!笑。確かに、さっき、通りでそっくりさんに絡んでいた阪神ファンとは人相もテンションも違う。安全な阪神ファンって素敵だわ。

そして自分の横にいる巨人ファンのおじさんはニコニコしているが、時より野次が強い。顔の横に侍のペイントをしていたが、ちょっと可愛い。

▼その巨人ファンのおじさんはブレイクタイムにて子供を見る目がもはや優しいお父さんだった。声援も選手の時と違って優しい。。笑

得点時には両側の人ハイタッチをしたが、自分はぼっちということで表情も硬め、ユニ着ずに応援歌だけは頑張る。ちょっと謎な人間に見られていたみたいで、ハイタッチが怯え気味の控えめであった。

終盤に登場した現在の巨人の正捕手の小林誠司だが、パスボールを繰り返しまくり、超野次られていた。隣の巨人ファンのおじさんも大人しく・・・かわいそうに。

その次の回に小林誠司に打席が回ると、おじさんは懸命に応援歌を歌う、しかし小林は超簡単に三振に取られて終わる。その直後に「知ってました・・・」と切ないことを言っていた。かわいそうすぎる・・・!!涙

ある意味、シーズン中よりも活躍しないとファンが惨めな思いをするのが代表戦なのかなと思いました。

自分の応援してるチームの選抜選手だけ、何も活躍できないで終わりなんて、悲しすぎますからね・・・。

▲ヒステリックな髪の色をしたバンギャのような女の子が、日の丸の旗を振り回してる光景は異様でした。ガッツがあるぜ。

しかし、トランペットや旗の人はどこから派遣してるのだろう?東京ドームの場合は、やはり巨人かヤクルトの応援団なのか?

試合は流行語になった「神ってる」の主役、広島の鈴木選手の満塁ホームランで勝利。2016年最後に見たゲームとしては最高の締めくくりでした。


・帰り

試合が終わると、人混みのピークを恐れ、急ぎ気味でドームを後に後にする。相変わらず大谷のユニフォームを着た女の子ばかり、すげー人気だな。

駅に駆け込み、ベンチに座って電車を待っていると、大谷のユニフォームを着た女の子のグループが「大谷君さまさまだったよね〜」と満足気に話している。まるで彼個人のライブを見た後みたいな錯覚だった。

イチロー以来のスター誕生と考えて良いのか?いやそれはWBC本戦と、彼のこれからが決定づけるのか。久々に圧倒的なスターが誕生しそうな、ワクワクする時期に差し掛かってんだなと。