慶應vs早稲田(六大学秋季リーグ)2016.10.30

2016年の高校野球決勝を見に行った自分は、慶應の応援に心を奪われ、すっかりファンになってしまった。

野球応援の原点となる楽曲(ダッシュKEIO、若き血など)を抱え、現在でも演奏される曲は全て同校のオリジナル曲。(ちょっとしたロックスターみたいなもの)

次、慶應の応援に行く時が来たら、しっかりと声が出せるようになりたと思っていた矢先、秋の大会で慶應が横浜を下し、春センバツに出場する可能性が出てきた。

もし2017年の春の甲子園に、慶應が出場することになったら応援しに行きたいなと。

しかし、振り返れば、「若き血」の本御所はあくまでも「大学」であり、高校ではない。

正直、自分的には六大学野球は興味がなかったというか・・・慶應野球を通じて、知ってる選手がエスカレーターで上がり、そのまま好きになっていければ良いなという下心は持っているが。

なんだかんだ言いながら、昨年の2016年の秋リーグを早稲田戦を観に行ってきた。

 


・友人の車で神宮まで

昨年、東海大相模と日藤の試合を一緒に観に行った友人と、今回の早慶戦を観に行ってきた。

友人も昨年の高校野球の神奈川大会を追っており、(彼の母校がベスト16まで残った)、慶應の快進撃を目の当たりにしている。

彼も彼で慶應野球に関心が向いているため、一緒に観に行こう!と誘う。

当日、電車で行こうか車で行こうか迷ったが、車で行くことに決める。

車で行く途中、若き血を一緒に歌ってみたり、完全にライブに向かオーディエンスの心になっていた。。笑

高速に乗りながら、長く話していると、彼が友人の結婚式で、同級生の女の子とたまたま再会を果たし、ラインをしているという話をされる。「もしよかったら、今度集まって遊ぶか?」と色々と計画を練るが、その計画は今でも実現していない・・・笑(どうなったの?笑)

神宮の近所に到着し、駐車場を探すが、地図に載っているお勧めの駐車場はほぼ満車。少し離れた場所で駐車場を発見した。並木通りのほぼ正面のビルの駐車場、やけに高級車ばかりでビビったわ。

コンビニに駆け込み、トイレを済まし、「せっかくだから並木通り歩こうか」と少し遠回り気味に徒歩で神宮球場に向かう。

並木に向かう途中、おいしそうな屋台が多く、どれも安く、腹ペコな自分らはアホほど買い漁ってしまった。

しかし、秋だというのに全く紅葉がない・・・壊れた地球よ・・・。「え?ここが並木のはずだよね?今、秋だよね?」と動揺しまくったわ。


・内野応援席

大学野球のチケットは高校野球と違ってチケットサイトで販売されている。自分は応援団の近くに行きたかったので内野席を購入した。

しかし、色々調べていると、当日の「応援席」という種類のチケットを購入すれば、応援団に混じって観戦できることを知り、自分の買ったチケットは使わずに、当日の応援席のチケットを狙うことにした。

自分らが神宮球場付近に到着したのは、試合の20分前ぐらいだろうか?すでに人が多く、ざわざわしている。

慶應側の3塁側を目指し歩き、応援席のチケットが買える場所を探す。最初、間違えて早稲田側のチケット購入口に走ってしまい、友人に止められる、危ない危ない。

結構歩くと、慶應の応援席のチケットが買えるところを発見。並んでる人は学生よりも「慶應大学を目指してます」というような親子が多い印象。

指定席ではなく、早い者順だったので、内野の慶應側は埋まっており、外野レフトスタンドの席でないとダメだという、マジか到着が遅すぎたか・・・。

やや駆け足気味でレフトスタンドの応援席を目指して走った。入り口には慶應の野球部の関係者らしき学生たちが、パンフレットのような物を配ってる。選手の名鑑やら、他のサークルや部活のイベントが書かれた冊子だった。もはやちょっとした興行団体だな。

レフトスタンドに到着すると、学生の誘導で順番に席に通される形で列になり、応援団の「起立!」「合唱!」という言葉に従って行動するように催促される。なるほど、これが応援席か・・・。

ちなみに席の移動を学生さんに聞いてみたが、ダメらしい。。(なんとも図々しい奴、笑)

 


・緊迫した投手戦

慶應でお目当ての選手といえば、前年の2015年の甲子園にて仙台育英で正捕手として活躍した郡司選手だ。まだ1年生なのに先発オーダーに名を連ねていた。

そして今年のドラフトで1位指名を受けた加藤拓也投手も見てみたかったが、すでに前の日の早稲田戦で投げており、この日は小原大樹投手が先発していた。

小原投手のステータスを調べてみると、高校生時代は花巻東で大谷翔平の控え投手だったという。実は、この日の前日は日本ハムは日本一を決めたばかりで、友人と「同期が日本一になった次の日に大学で投げるって刺激になるのかな?」なんて話していた。

そんな小原投手だが、初回でいきなり早稲田の4番の石井一成選手に本塁打を浴びてしまう・・・。この石井選手はドラフト2位で日本ハムに指名を受けたばかり、「同期の大谷とチームメイトになる選手にホームランを打たれるってどんな気分なんだろう」と。。

小原投手を中心に情報で遊べたのは非常に良い、六大学の本当に何もわからないので!笑。しかし、大学野球は守備でも応援団がマイクで試合状況を実況するのか。

初回に本塁打を浴びた小原投手だが、その後は立て直し、無失点の好投を続ける。本塁打を許した早稲田の4番の石井選手もしっかりと抑える。

互いに攻撃が淡白な印象で、展開が早く「すぐおわんじゃね?」「てか若き血は歌えるのか?」(得点時に歌われる曲なので)

よく言えば投手戦。お目当ての郡司選手の好リードを見守れたのは嬉しい。低め低めに丁寧に投げさせる場面が多かったっけな?


・郡司選手は無安打

投手力がグンと上がり、木製バッドに対応しなければいけない大学は苦難。郡司選手から快音が聞かれることは一度もなかった。

それでも2016年の郡司選手の打撃成績を見てみると、良い打率を残しており、月並みの大学レベルには対応してることを知る。そもそも1年生で名門大学のレギュラーを張っているんだから、そりゃ怪物であることには変わらない。これからも期待。

終盤になり、応援がヒートアップするが、自分らの後ろにいた慶應生が「郡司あいつー」と郡司選手を野次ってる。同じ1年生の友達だろうか?こういう友達が応援に来てくれるって、やっぱり学生野球っていいなと。プロの常連ファンの野次を聞くよりも、微笑ましくて好きです。

終盤の守備の場面で、慶應は1年生の投手を投入する。(浦学にいた選手だっけ?)

郡司投手との1年生バッテリーということで、「これから数年間の慶應の形だ」と大切に見守った。

結果、危ない内容だったが、ランナーを3塁に置きながら、強気に低めに落ちる球を投げる勇敢さに感動。そして、ワンバンする球を止めまくる郡司選手の能力の高さに驚愕。(一度もパスボールはなかった)

早稲田打線を相手に、1年生バッテリーであそこまで攻めの投球ができたんだから、良い収穫にはなっただろうと。(何を偉そうに)

 


・慶應応援団の雰囲気

正直、応援のボリューム自体は夏に見にった高校の試合の方が大きく、駆けつけた関係者の数も全然少ない。

さらに言えば、応援席にいる学生の応援もぎこちなく、席を移動して応援を煽る応援団の子が虚しく見えてしまった。

ハンカチが早稲田にいた時代などが終わり、六大学に対する熱意が冷めてしまったのだろうか?もしくはすでに明治が優勝を決めていたリーグだったので、モチベーションがなかったのか・・・。

あの学生たちの大人しさはショックだった。

けど、周りを見渡せば子供っぽい子が多い。1年生がたまたま外野席に多く集まっただけか?まだ慣れない応援パターンに戸惑っているだけなようにも見えた。

いや、そう信じよう!笑

ダッシュKEIOなど歌う自分、周囲のボリュームは気にせず、頑張って声を出しました。

途中、動き回ってる応援団の人が席周りで自分たちの方に来る。自分の目の前で「もっと大きく」と煽られたので、超大声で叫ぶ、すると「良いですねー」とグッドサインを頂く。俺はバンギャかっ
試合展開があまりにも淡白で得点する気配がないので、自分と友人は席を立ち、甘いものを探しに売店を漁る。そして、スタンドに戻るとまさかのチャンスの展開。

「お、良い展開じゃん」なんて言いながら、自分らの席ではないスタンドの高台のところで「ここから見る景色も良いなー」なんて言いながらぼんやり鑑賞。

「あ、点が入った」と思って思い出す、やべ、若き血の合唱が始まる!!

そもそも応援ソング目当てでここに来たことを思い出し、急いで自分らの席を探し若き血の合唱に入ろうとするが、、、

結果、合唱までに席には間に合わず、通路の真ん中で友達と二人でポツンと歌うハメになりました。

それでも楽しかった!!笑

最終回の最後の攻撃は皆立ち上がり、それなりに大声で応援。初回からそうしてくれー。。

最後のバッターが倒れ、試合終了。試合後のエールの交換などが長い長い。

慶應と早稲田は、巨人阪神よりも歴史の深い因縁対決。エールなどのやり取りのピリッとした感じはさすがだなと。

ただ、最後の「塾歌」という曲の長さ・・・。近くにいた慶應生も「塾歌いらねー」とダルそうにしていた。眠たくなるので、もっと別の形に変えられないのだろうか?早稲田の方が楽しそうだった。


・慶應グッズのタオル

応援席の人が持っている早慶戦オリジナルのバルーンが欲しくて、試合中抜け出して買いに行くがすでに売り切れていた。

席も外野だったし、次行くときはもっと早めに行かないとダメだなと。

バルーンを諦めた自分は慶應野球部オリジナルのタオルを購入。友人の分も含めて2つ購入した。

試合の最中、何回から抜け出して喫煙所に行ったが、早稲田側の人はタオルを首に巻いてる人が多いが(色合い的にハリーポッターのグリフィンドールみたいだった)、慶應のブルーのタオルの持っている人や慶應カラーで応援に来てる人は少ない。ここに応援の温度差を感じてしまった、もっと熱もとうぜ慶應・・・。

ただ聞く話によると一部の大学では、大学のカラーで部活の応援に行くことで良い恩恵があるという。もしかしたら、早稲田にはその制度があって、慶應にはなかったのかなーと憶測。

慶應のタオルには「エンジョイベースベール」の文字がある。これは高校だけのスタイルだと思っていたが、大学でも同じ信念なのかと嬉しかった。

やはり、笑顔で楽しんで野球をやるのが一番!

アマチュアはアマチュアらしく、自分がアマチュア野球を好きになったきっかけは2007年度の常葉菊川。

プロだと球速だとか本塁打数だとか才能ではなくて、チームカラーや作戦に信念があるアマチュアチームが大好き。

試合には負けたが、慶應野球がもっと好きになった1日でした。

 


・入り口付近にあったインスタのやつ

入り口付近を歩くたびに気になっていた、インスタカラーのやつ。

帰りに友人と「せっかくだから撮るか」と撮影してもらう。

自分らが撮影してくれた子はシャイ系の子で、絡みが薄い。それを見かねた明るい系の子が明るくフォローして絡んでくれた。

まるでディズニーキャストの先輩と後輩を見てるようで微笑ましい、慶應という名のテーマパークを楽しんだ1日でした。

しかし、「ぜひ、インスタにあげてください!」と言われ素直にインスタにあげるが、特に慶應の関連アカウントから「イイね」が来るわけでもなく、誰かが絡んでくれるわけでもなく、無反応の投稿に終わりました・・・・ってオチ付きです、、笑