SpecialThanks/Zephyren presents A.V.E.S.T project vol.10

スペサンの会場は大きな建物の5階にある。入り口に迷いながらも階段を登ると、1階途中からすでに並んでいた。

スペサンまでまだまだ時間があったので、躊躇することなく並ぶ。途中、並ぶのを諦めて階段を下る人を多く見かけた。

この会場の階段にはバンドのライブ告知やリリース情報のポスターがベタベタ貼られてる。サインしてあるやつとかパクられないのか?笑

30分か40分は軽く並んだと思うが、最終的には4階途中まで到達し、そこからは前のライブのお客さんが出てくるのを待たされた。

前のバンドが終わって出てきたお客さんを眺めるのが楽しかった。汗だくでアドレナリンが残っててハイテンション。足早に階段を下ってくるのだが、急な階段なので、お客さんが滑って転んでこっちまで巻き添いにならないか心配だった。

ライブスペースに入ると前から残ってる人はほとんどおらず、自分らは前から2列目の中央で待機した。ベンサム前と同様に最前列の人に「前行きたいですか?」という声をかけてもらう。良い人多いわ。もちろんお断りした。

目の前で音合わせしてる女性がスペサンのボーカルだと言われるが、パッと見は美容師かアパレルの女の子にしか見えなかった。細くて小さい。MVで見るよりもカジュアルで普通な感じだった。

ドラムとギターとベースと見栄えがやけによく、皆若い。結成当時のメンバーは誰もいないと聞いていたので、ベテランのおじさんスタジオミュージシャンを加えてるパターンだと思っていたので、ここは意外だった。

ドラムが想像以上に激しくハードコア寄りな印象。ギターとベースも重ために感じた。音合せでは「ボーカルの音あげてください」とメンバーの3人ぐらいが訴えていた。確かにあの分厚い楽器隊を考えたらね…。

ドラムの周りに円陣のように集まって何か確認し、ベースの人が「それではスペシャルサンクス、よろしくお願いします」と言って引き下がっていった。このとき、ドラムの横にアップルジュースが置かれてることに気付く。タトゥーの入ったヤンチャそうなドラムのステージドリンクがジュースだと思うと、ちょっと微笑ましく思えた。

・SpecialThanks

ライブ開始の時間になり、結んでいた髪をほどいたボーカルが登場。さっきとは全然違う印象。パンチの効いた表情でワクワクする。バンド全体でさっきとオーラが全然違う。

1曲目から激しいが、このときは定位置から動くこともなく普通だったが、2曲目か3曲目からはサーフした人が転がってくる。想像よりも激しいライブだった。

ガァンガァンと狂気さえ感じるドラム。MVでみた爽やかなスペサンの姿はどこにもない…笑

ベースは前のめりになって煽るようなノリだが、ギターは遠くを見て自分の世界に入ってるような感じ。(イケメン)

ボーカルの声が見た目以上に大人っぽくてかっこいい。耳に刺さる。こういう女性ボーカルの声に支配されたハードコアなライブって、生では初めて。新鮮で嬉しい気分になった。まさにスペシャルサンクス!

モッシュで同伴者は左側にいなくなったが、狭い会場なので迷子にはならんだろうと。前列の宿命であるキャッチからは逃げたらしいが、女性なので仕方ない。。(大きな男が降ってきたみたい)

メロディアスで激しい演奏だが、たまに繊細な歌詞の単語が耳に入る。英語混じりな曲が多いので、そこまで歌詞に関心はなかったが、途中、どんな気持ちを表現した曲なのかしっかりと知りたい気になった。

5月に発売する新譜やワンマンの告知もあり、ベースが一生懸命説明するが、ステージ横にいた社長さん(ベンサムの出口にいた)に「違う違う!」と修正されていた。メンバーの誰もしっかりと把握してないようで「?」とポカーンとしていた…笑

後半はさらにモッシュが激しくなり何度か発射台になった。よく考えると自分の横にいたお兄さんもガタイが良かったので、自分との間はちょうど良いエリアになっていたのだろう。自分よりも左側は女性が多かったので、そっちで飛んでる人は痛い思いしただろうな。

ライブが終わった後に同伴者がスペース内にあるグッズ売り場に行き、スタッフにワンマンのチケットがないか聞いている。スタッフさんに色々と探してもらうがチケットはなく、イープラスから買うよう言われる。そっか仮に直で買えれば手数料とかなくていいもんね。(後から聞くとそのスタッフはMVなどを作るクリエイターさんらしい)

チケットはイープラスで買っていたが、自分の分も買ってくれた。嬉しいです、ありやっす!

この日のセットでは「Dounaruno!?」「I don’t no」しか分かる曲は聴いてないので、次のワンマンまでにはもっと色々聴いて楽しみたい。

ライブ後の退場は超スムーズ。さっさと表に出てた。