Bentham Re:Wonder Tour 2017.10.21

同伴者から前から言われていたライヴだが、当日は他の予定も被り、かなりクタクタな状態で向かった。

この日のためにデビューアルバムのルワンダーを聴き込み、個人的に好きな曲をいくつも発見していた。ライブまでのモチベーションの運び方は最高であった。

同伴者の家に前日泊まって、他の予定を潰してからのライブだったのだが、自分は同伴者に借りてるベンサムのタオルを忘れてしまった。彼女の「ベンサムのタオル持ってきた?」の声のトーンが少し怖かった。ごめんなさい・・笑。

赤坂blizに来るのは2008年の年末の筋肉少女帯以来なので9年ぶりということになる。同伴者は赤坂ブリッツは初めてだったようだが、自分よりもしっかりと場所を把握していた。

開演よりもかなり早めに赤坂駅に到着したので、行く前に「あかりまど」というカフェで時間を潰す。

自分らは駅前のロッカーを探したがどれもいっぱい、なのでライブハウスのを借りることに。普段は当たり前のように駅前のを借りるのに成功してるので、ちょっと不安という。

▼あのキラキラした階段を見た瞬間、9年前の筋少の記憶が蘇える。一応、当時は10代。。ガラゲーの画質やばいな。。

ライブハウスの近くに行くとすでにディッキーズを履いたベンサムファンがたくさん。雨も降っていたので傘同士が当たり、待ちの階段はしんどい感じ。。

整理番号100番までが階段で先に待機いたのだが、なぜか声が小さく聞こえづらい。さらに番号が呼ばれて前に行くのにも「すいません」と前にいる人とぶつかりながらも行かなければいけなかった。

ライブハウスに入り、ロッカーに荷物を預け、いざスペースに入ると前列2列が埋まってるのみ。自分らは3列目の左寄り中央に行くことができた。もちドリンクは後回し。

待っていると間、ポカーンとしながらもSEを楽しむ。キートークもそうだがメンバーの趣味が露骨に現れるのは面白くて良い。最近は興行側かライブハウス任せのランダムのバンドが増えてるので。(自分が行くところだけ?笑)

9年ぶりの赤坂BLIZだが、当時の記憶では天井がやけに高いと覚えていたが、今来ても「天井たけぇ〜な」と。

2階席には関係者らしき方々が続々と入場しており、それを眺めては暇つぶししていた。普段から若い番号で前行ってる人って、こういう長い待ちに慣れてるのかな?尊敬します。

そういえば、4月頃のベンサム初見の時に「前に行きますか?」と声をかけてくれた女の子が最前列の中央にいた。多分、あの子。。


・SetList

1サテライト
2 手の鳴る方へ
3 Heartbreaker
4 タイムオーバー
5 センチメンタル
6 HEY!!
7 ファンファーレ
8 戸惑いは週末の朝に
9 夜明けの歌
10 Sunny
11 透明シミュレーション
12 WHITE
13 クレイジーガール
14 Chicago
15 パブリック

-アンコール-
16 僕から君へ
17 激しい雨
18 クラクション・ラヴ


・前回よりもかっこいい

1曲目はサテライトでスタート。聞き覚えのある曲だが聞き込んではいない曲。始まった瞬間から「うわー、前よりもカッコいよ!」と感動。外見も違うし演奏も全然違って見えた。洗練されてくってこういうことか。元気に動きまくるベースは相変わらずで、2曲目ですでに汗だくになる感じも相変わらずである。

3曲目のハートブレイカーからは最近聞き込んでる曲が続く。楽器隊の伸び伸びとヘヴィーな演奏に痺れる。自分らは左中央にいたのでベースのちょうど目の前で、楽しそうにかき鳴らすベースの姿が最高であった。モッシュなどはないが気持ちの中ではそれ以上だった。(むしろモッシュがなかったからこその吟味)

常にベースの彼ばかりを見る自分は、れっきとした彼のファンなのだろう。それでも序盤にはギターのソロが目立つ曲が多めだったので、皆がベース側を向いててもギターソロ時は意地でもギターのいる右側に体を向けた。。笑

7曲目に早くも「ファンファーレ」。ボーカルは「代表曲」だとこの曲に対する思い入れを演奏前に語っていた。前回聞いた時よりも断然キャッチで華やか。ずっと大事に演奏され続けるであろうセットの生命線だと思うが、この曲を中盤に持ってこれる余裕がデビューして間もないバンドにして贅沢に思えた。曲の終盤のシャウトがえげつない。演出も良かった。

「戸惑い」はリワンダーの中ではそこまで気に入ってなかったが、ベースとギターの生演奏に心引っ張られて心地よく聴けた。

その後の曲「夜明けの歌」「Sunny 」はキーボートを使用した曲。今までと違った試みをしてるというが、自分はベンサムの歴代の曲の中でSunnyが大好きなので、むしろキーボートを使った曲がもっと増えれば良いと思って聴いていた。

バンド名もメンバーも楽曲もオシャレ感があるので、キーボートでの代表曲が1つあるだけで世間のバンドへのイメージはガラッと変わりそう。

Sunnyの「ダ、ダン」の部分で手拍子があると思っていたが、そこはなかった。(自分の周りだけ?)


・ドラムのMC

MCではドラムが大阪公演で「全てを出し切る」と言ってしまったことを「東京都出身で港区の小学校に通っていた」と東京感を強調して言い訳しようとしていた。てか大学が慶應なのは知っていたが、小学校から慶應というお坊っちゃまだったのは意外な事実だ。。

ツアーを通して怪我や病気のメンバーが続々登場しながらも、ドラムは健康なままファイナルを迎えられたと語るが、終盤には股間がかゆくなるアクシデントがあって危なかったとか。お客さんもメンバーもヒソヒソ笑いながら聴いていたが、ドラムの目は真剣。

古賀社長に相談すると皮膚科に行くことを勧められ、勇気を出して皮膚科に向かったそうだ。ドラム的には、一瞬「どうせなら女性の先生に見て欲しい」と思ったが、保険料を使ってるところでそういう気持ちになってはいけないと邪心をこらえたそう。大ウケしていた。。笑

普段はドラムで長時間座る仕事をしているいうことを先生に話した結果、長時間座りながらも激しいドラムの動きで、股間と椅子の間で摩擦が起きることが原因だとわかったそうだ。

ドラムが伝えたかったことは「勇気を持って一歩前に出ること」。これまでに薬局でいくつもの「かゆみ止め」を空にしてきたが、皮膚科でもらった薬で一瞬で良くなったことで、その気持ちが強くなったそうだ。結論を聞くとしっかりとしたMCで素敵である。。笑

なので、長く座りすぎないために、時に立ち上がって股間にインターバルを与えている。そんな話をしてる間もずっとドラムは立って話していたので、その空気感で駄目押しの笑いが起きていた。

ドラムに限らず、皆トークがしっかりしてて面白い。自分はベンサムをフェスやイベントでしか見たことなかったので、こういうしっかりとしたMCは初めてで嬉しかった。


・ドラムとベース

その後ドラムとベースだけのパフォーマンスがあったのだが、ベヴィーなベースをじっくりと聴けて満足。ベースソロが好きなのは今に始まった話ではないが、ベンサムのベースの在り方を見て、なおさら好きになった気がする。

今年はサマーソニックの予習のためにイギリスのRoyal Bloodというベースボーカルとドラムのみのユニットの曲を聴きこんでいた。ドラムとベースだけの可能性を探ったデュオで、2人だけとは思えない音の厚さとライブ力に圧倒された。

Royal Bloodに負けじとベンサムのベースとドラムも厚みがあってえぐい。あぁいうパフォーマンスを設けたのも、ベースの魅力を改めて強調したかったのだろう。そうだ、どんどん強調してくれ〜!!

ニコッと爽やかに重たい音を出すギャップが好きなのだが、どっかのMCで「ビジネススマイル」だといじられていた。本当なのか?笑

そういえば、ベースの直筆ロゴの帽子がなかなか売れないと自虐的な話をしていたが、自分はグッズを買う気があれば買っていただろう。むしろあれだけ混み合ってなかったら買ってたかも。ちょっともったいないことをした。


・後半のたたみかけと神曲「クラクション・ラヴ」

後半はWHITEから有名曲が続く。時間を忘れるような充実したセット。CHICAGOに関しては「ラスベガスっぽいと言われる」と話していたが納得。確かになぜシカゴになったのか。パフォーマンスもグルーヴも完全にベガスっぽい。(ゴージャス感が際立って好き)

ベンサムを初めて同伴者に教えられた時にはパブリックのPVを見せられた。思い入れの強い曲。初見はこの曲しか知らなかった。今になって冷静に聞いてると、現在のベンサムとPVでの過去とは全然違う。初期ファンは変化を良い方向に見るのか、悪い方向に見るのか、自分はベンサムを知ったのが遅いこともあってか、完全に今の方が好き

アンコールからの「僕から君へ」は自分の知らない曲。きっと曲は持っているが全く再生してない。同伴者は曲が始まると「オォ」って感じになっていた。こんな良い曲があったならCD渡した段階で教えてくれー。。笑

「激しい雨」は文句なしにかっこいい!表現が大きくなってるように見え、赤坂の大きくないステージが膨大して広く見えた。グゥーっとパワーがある感じ、最高です。「激しい雨」を聞きながらも、まだクラクション・ラヴが演奏されていないことに気づく。もしかして最後の最後に持ってくるのか?と期待を膨らませる。

しんみりとしたMCは感謝の気持ちを前面に出して律儀な感じ。

クラクション・ラヴの始まり方が想像していたのとは全然違う。全員で立ち上がり、一緒に歌う。MCの後だけあって生々しくも感動的。泣きそうになっているファンが多く、すごい空気だ。ベンサムの曲の中でも一番好きな曲だったのだが、このパフォーマンスを脳裏に焼きつくことができたのは最高のボーナスであった。

▼しんみりと終えた後の写真撮影が面白かった。

転送元:Benthem Twitter

ギターだが誰かをグダグダといじられながら「どのタイミングさ」って間合いでの撮影であった。最後まで面白いメンバーたちであった。


・ライブ後の奇妙な光景

後半はボーカルが最前列の柵に足を乗っけたことでファンが前に集合し、自分らは3列目から6、7列目ぐらいまでに後退していた。同伴者も自分の隣から斜め後ろに下がっていた。

▼ライブが終わり、後方に掃けて同伴者と合流し、「すごかったな!」なんてワイワイ話しながら一緒に写真を撮ってみる。

安全に見れたライブだと安心していたのだが、ちょっと異様な光景を見てしまった。きっと一生忘れないような光景

自分は妙に頭が痛くなり、ドリンクをもらいロッカーに向買おうとするが、ロッカー側は閉鎖されており、外から回らないといけないことに。

▼ちなみに入場の時には見れなかった花

これといって意外な人物からの花はなかった。

無事にロッカーに到着し、イヴをもらい飲む。頭痛いくせにお酒片手に喫煙所に向かい、一服しながらライブの余韻を楽しもうとするが、さっきの出来事が邪魔をする。

この後、お好み焼き屋でライブの話で盛り上がるが、結局はあの出来事が忘れられない。

▼ライブ後にすぐにベンサムのアカウントは更新されなかった。ちょっと間をおいての更新された内容がこれだ。

しっかりと言及されたことでスッキリはしたが、残念なことにはかわりない。

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