Absolution(2003)

Museが初めて全英チャートで1位を獲得し、全米でもチャートインした3th。このアルバムを出した後にグラストンベリーフェスでヘッドライナー(同年はOasisなど)になるなど、20代にしてモンスター級に化けたわけです。

悲劇的な曲は少なく、軽快でノリやすい楽曲が多い印象。初代からのミューズが好きな人にとっては良かったのか悪かったのかわからない作品でもある。そもそも知るのが超遅い自分からすると大大大好きなアルバムだが。

とにかくギターがキレキレ。ノイズ遊びは健在でもギターの存在感を生かした曲が多くて満足。近未来型のギターヒーロー像がそのまま浮かび上がるほど斬新である。


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Intro

大行進のような足音からのオルガン演奏が続く、ただのイントロ。

Apocalypse Please

前曲のイントロの行進からすぐにバラードに移行、え?1曲目から?と思いきやノイズ混じりのロックにきっちり展開されていく。「あ、1曲目って感じだ」という結果なる。何度も繰り返される効果音が中毒性ある。

Time Is Running Out

指パッチンとジリジリした音で始まる曲、結構軽快なテンション。サビに入るまで王道の展開。サビはどことなくキラーズっぽい。聴きやすくて再生に手が伸びやすい曲、つまり好き。口ずさめる。「うーうーうー、やいやいやい」ってとこダーツの旅みたいで死ぬほど好き。

どこかの会議室のような所で偉そうな人に囲まれた中で演奏。ミリタリーっぽい人から警察官、政治家らしい人までいる。事務的な社会に対する皮肉でも込められてのだろう。曲の歌詞自体には束縛と制約に苦しむ一句があるので、そこに深い関連性があると。

Sing For Absolution

イントロからキャッチで耳に残る。聴きやすくて名曲感丸出し。アルバムタイトルになってるだけあって聴き込むまでもなく良曲。少し前ならコープレっぽいだのレディへっぽいだの言えたが、今や「ミューズの音が分かってきたんだな」と自分の耳の成長の指針になった曲。

宇宙戦争のような構図からの、どこかの惑星から発射されたシャトルの中で歌うという・・・笑。。。シャトルが突っ込むスクリーンにも深いメッセージがありそうだ。最後に到達して離陸する惑星はどこだろうか?

Stockholm Syndrome

ノリやすい。前曲と同じく大作感丸出し。サビ終わりのなだれ込むようなギター大好き!アリーナクラスよりも小箱で一度でも良いから聴いてみたいぐらいにロック。この曲をもっと早くに知っていれば、早くにミューズが好きになれたのになーって曲。

演奏してメンバーの体温がわかるMV。。笑。。よく見るとメンバー以外にも血を流す男性がいたり、見るたびに新しい発見がある。この曲に限っては宇宙的なアプローチはして欲しくなかったので、こういう形のビデオで嬉しかった。

Falling Away With You

優しいブルース調で始まる曲。サビまでの「ジャカジャカ」って好き。ミューズらしいサビの効果音と他楽器隊の音がきっちり分かりやすく絡む。ノイズを残しての静かな幕切れ好き。前二曲と同じく聴きやすい。

Interlude

前曲のノイズそのままに繋がっているような曲。曲というよりもただのノイズ??でも大切な意味が有り気。

Hysteria

歌い出しまでのドラムですでにハートを掴まれる曲。ボーカルの声の歪み最高!爽快でキャッチで耳に残る、このアルバムの中でも目立った曲。ギターソロもわかりやすく長くきっちり弾かせて頂いてる…笑。。ミューズにはポップな曲もありなんだ、きっと。

ワイルドなアクション映画のようなシチュエーション。部屋で大暴れするマッチョだが、恋人だったらしい女性の映像が時より流れる。要は女を失った悲しみに怒り狂ってるってこと?

Blackout

子守唄のような静かな曲。ヴァイオリンが効いてて美しい。コーラスまで入って最後まで綺麗に終わるのかと思うと、しっかりとノイズが途中参加。ノイズはサビまで侵略してこないが、自分の耳の中でかすかに聴こえ、声が切れた瞬間にハッキリと顔を出す。なんだか近未来ホラーのような曲。

Butterflies & Hurricanes

ボーカルの声が素直でハッキリとしてる。またコーラスも大胆な入り方。危機迫るような展開が聴いてるだけで面白い。初めて聴いたときは音楽を聴いてるのに「この後どうなるんだろ?」とサスペンス映画を観てるような気分になった。最後のドリームシアターのような「ダァァーン!」って締まり好き。

ライブしてるミューズメンバーに映像加工が加えられているのだが、曲の展開に沿って異なる見せ方をしてる。今のミューズの凝ったライブの原点になっているかのような壮大なビデオ。

The Small Print

ギターカッケー!楽器隊が走りに走ってる。迷いなく縦ノリが許されるロックナンバーだと。

Endlessly

柔らかい効果音に丸っぽい歌い方。なんだか可愛い。寝ぼけた朝でも耳に刺さらなそうで、でもカッコいいのでアラームにしたら良さげで大好き。

Thougts Of A Dying Atheist

軽快でサビ終わりのややパンクなノリ好き。

Ruled By Secrecy

ファーストの頃のミューズを連想さすダークな出だし。悲痛なサビからのピアノと完全に初代の世界観。軽快な曲が多いアルバムの最後がこれとは流石ミューズらしい。

Absolution(2003)
Absolution(2003)

Aerosmith/AlabamaShakes/Alanis Morissette/All Time Low/androp/B’z/The Beatles/Bentham/CheapTrick/Circa Waves/Coldplay/Creed/FINLANDS/ Fiona Apple/Foo Fighters/Frank Sinatra